別府市は、人気仮想アイドル・初音ミクが登場する映像を使ったイベントを11月15日から来年1月15日まで行う。ビーコンプラザの広場に仮設ドームを設け、ドームとその周辺を仮想の都市「トランスシティ」と名付けて異次元を演出し、初音ミクファンを呼び込みたい意向だ。 トランスシティとは、人と人が「交差する都市」「交流する都市」の意味。ドームは三つ設置し、このうち200人を収容できる大型ドームでは正午から1日7回、初音ミクの約30分のオリジナル映像を無料で上映する。他のドームは展示用とイベント物販用。トランスシティで住民登録すると、架空の住民票がもらえる。 11月15~19日の午後7時からは、ビーコンプラザ近くの山の手中校舎にコンピューターグラフィックス(CG)映像を映し出す「プロジェクションマッピング」を行う。 市が年間を通じ行っている誘客事業の一環で、事業費は7480万円。浜田博市長は「温泉など従