この言葉が、ビデオを一言で表している。外国人に冷たいというイメージが強い日本だが、そこに住む黒人たちが自分たちの暮らしを率直に語った1時間20分のドキュメンタリー「ブラック・イン・ジャパン」と、その抜粋版だ。YouTubeに投稿されて人気を呼び、再生回数は合わせて約20万回に達した。 「アメリカにいると『どうせ黒人だし』と見られてる感じだけど、日本の人たちは私たちにもっと期待してくれるし、応援してくれる感じがします」と語るのは、ブリタニーさんという女性。ミュージシャンのデイビッドさんは、日本には仕事のチャンスが多いと話す。「日本での少数派は特別な存在。米国では夢にも思わなかったようなことが、ここではできる。米国だと、少数派と言ってもアフリカ系アメリカ人はいくらでもいるから、その中に埋もれてしまう」と話す。