コンピューターウイルスを作成するプログラムをパソコンに保管していたとして、兵庫県相生市の高校2年の男子生徒が書類送検されました。捜査関係者によりますと、男子生徒は、国際的なハッカー集団「アノニマス」のメンバーを名乗る人物とツイッターでやり取りしていたとみられ、「アノニマスに憧れていた」などと話しているということで、警察がいきさつなどを調べています。 警察の調べによりますと、男子生徒は平成25年10月から去年4月にかけて、自宅のパソコンにコンピューターウイルスを作成する「ZeuS」というプログラムを保管していたとして、不正指令電磁的記録保管の疑いが持たれています。 作成されたウイルスに感染すると、インターネットバンキングのサイトに似た画面が表示され、入力したIDやパスワードなどの個人情報が盗み取られます。 捜査関係者によりますと、男子生徒は「公開されているサイトから無料でダウンロードした」と