2017年の4月1日〜2日、台湾・台北市にある華山1914文創園区で、Culture and Art Book Fair in Taipei(以下、CABF)が開催された。香川県のローカル出版社・瀬戸内人の編集者であり、今回、出店者として参加した立場から、このブックフェアと台湾の出版を中心にしたカルチャー・シーンについて、見聞きしたことや感じたことをレポートしたい。 台湾ではじめての試みとなるこの本のイベントは、CABF実行委員会が主催している。松山国際空港近くのエリアでライフスタイルショップなどを展開するFUJIN TREE GROUPの執行長・小路輔さん、香川県高松市でBOOK MARUTEを営む小笠原哲也さんの呼びかけで、出版社、ギャラリー、アーティストが日本から約40組、台湾からは約10組参加した。京都の出版社・赤々舎、名古屋の書店ギャラリー・ON READING、写真家のかくたみ
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