東京都議会の女性蔑視やじ問題を受けて議会内で活動を再開した「男女共同参画社会推進議員連盟」会長の野島善司(ぜんじ)都議(65)=自民党=が十六日の議連総会後、記者団に「結婚したらどうだ、と平場(プライベート)では僕だって言う」と発言した。都議会内外からは、やじ問題の本質を理解していないなどとする批判の声が相次いだ。 都議会では六月、本会議で質問中だった塩村文夏(あやか)都議(36)=みんなの党=に対し、鈴木章浩都議(52)=自民会派を離脱=が「早く結婚した方がいいんじゃないか」とやじを飛ばし、国内外に波紋を広げた。