XFSのジャーナリング機能 XFSのジャーナリング機能は、メタ・データをジャーナルする方式である。ext3のように、メタ・データを書き込む前にデータをディスクに書き込むといった特別な方式は取っていない。XFSの特徴は、ログを頻繁に更新することで、復旧時にこのログの手順を再生する確率を高めている点である。 例えば、XFSはwriteなどのオペレーションが行われると、オペレーションのログとしてメタ・データの更新操作情報がメモリ上のバッファに書き込まれる(1)。バッファのデータは、ディスクに書き込まれるとジャーナルファイルとなる(2)。このディスクへの書き込みは非同期に行われる。ジャーナルファイルの書き込みが完了すると、リソースをディスクに書き込む。クラッシュ後の復旧は、マウント時にジャーナルファイルが読み込まれ、メタ・データのチェックを行うことで実行される。 XFSのジャーナルログの構造 XF
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