1月31日、大方の予想より早いテンポで物価が上昇している背景には、円安や原材料高によるコスト転嫁に加え、期待インフレ率の上昇を反映した企業の強気な価格設定がある。写真は札幌市内で昨年10月撮影(2014年 ロイター/Nathan Layne) [東京 31日 ロイター] -31日に発表された12月消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)は前年比プラス1.3%と、日銀の14年度見通しに一致するところまで上昇した。大方の予想より早いテンポで物価が上昇している背景には、円安や原材料高によるコスト転嫁に加え、期待インフレ率の上昇を反映した企業の強気な価格設定がある。