Off-by-oneエラー(オフ-バイ-ワンエラー、off-by-one error、OBOE)とは、境界条件の判定に関するエラーの一種である。コンピュータプログラミングにおいて、ループが正しい回数より一回多く、または一回少なく実行された場合などに発生する。 この問題の代表的な原因として、プログラマーが数字のカウントを0からではなく1から開始してしまう(多くのプログラミング言語では配列の添え字は0から始まる)、数値の比較において「~未満」とすべきところを「~以下」としてしまう、等が挙げられる。また、数学的な処理を行っている場合にも発生しうる。 配列のm番目の要素からn番目までの要素を処理する場合を考える。処理対象の要素はいくつだろうか?この場合、直感的に考えるとn-m個となるが、実際には1個異なり、n-m+1個が正しい。これは「植え木算エラー」の一種である。 上記のような理由により、コンピ