リアプロジェクションテレビ(Rear Projection TV)は、画面に見立てたスクリーンの背面から内蔵プロジェクターで投影する形で表示する大型テレビの一種。略してリアプロとも呼ばれる。 通常のプロジェクターがスクリーンの前方から投影するため、通常のプロジェクターを「フロントプロジェクター」と呼ぶこともある。 概要[編集] 小型のブラウン管ないし液晶パネルの画像をミラーで反射し、スクリーンに投影する方式である。1990年代前半まで40インチ以上の大型ブラウン管や薄型テレビを製造する技術が無かったため、2000年前後にプラズマディスプレイが大型化するまで40インチ以上の大画面テレビにおいてはリアプロジェクションテレビしか選択肢は無かった。アメリカや中国では一般的に普及したものの、日本では箪笥並の大きさ(奥行き)などのデメリットが強く、一般家庭向けにはあまり普及しなかった。主にホールやホテ