ソフトバンクグループが6月21日、東京都内で開いた株主総会で、昨年9月に3兆3000億円で買収した英半導体大手アームホールディング(HD)について、社外取締役の永守重信・日本電産会長兼社長が「私なら3000億円しか出さない」と異論を唱え、会場を沸かせた。 孫正義社長は、アームHDについて、「将来振り返るとしたら、一番カギになった買収(になる)」と自分の判断の正しさを強調した。 もう一人の社外取締役で、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、「日経ヴェリタス」(日本経済新聞社/6月18日号)のインタビューで「投資家ではなく実業家として成功してもらいたい。本業に徹してもらいたい。孫さんはグループ会社を5000社にすると言っているが、僕は20~30社にしてそれぞれが何兆円という売上高を持つ会社にしてもらいたい。そうじゃないと実業家ではなく投資家になってしまう」と語った。 期
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