最近、各メーカーがトップを総入れ替えしました。ソニー、日立、パナソニックなどどれも日本を代表する企業です。さてさて、このトップの交代に際していろいろなコンサルタント、経済評論家がニュースのネタにしているのですが、このなかで「モノづくり」、「○○らしさ」を理由にしているニュースはだいたい読む価値がないかな、と思いました。 メーカーを「○○らしさが足りない」と言って批判するのは全く意味がない 問題の本質を捉えていない記事はいろいろあるのですが、例えば以下の記事です。 トップ人事に見る、日立とソニーのそれぞれの問題とは何か? - 大前研一のニュースのポイント 大前研一氏の最近の現場感のない意見はそうとうヤバイなと思っていたのですが、この記事は特にやばいです。 放送業界というソフト業界出身のストリンガー会長では、ソニーの原点である「ハード部門」を手に負えないというのは、私はこれまでにも何度も指摘し