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ブックマーク / takedanet.com (15)

  • 武田邦彦 (中部大学): 力に屈するのは仕方がないか・・・

    ここ2,3日は少し憂な気分になるだろう。 アメリカで大統領の就任式が行われるからだ. 日のマスメディアは競って就任式やその関連の報道を続けている。 これが日の首相や衆議院議長の就任式ならまだ良いのだが,何しろアメリカだからしらける。 なぜ,アメリカ大統領を自分の国の指導者より上位におくのだろう? その理由は様々だと思うが,私には「力に屈する」,「長いものに巻かれる」という魂を失った現代日の雰囲気が大きく作用しているように感じられる. アメリカというのはそれほど素晴らしい国だろうか? オバマ氏という人物はそれほど高い人格を持っているのだろうか?選挙中に相手の女性の副大統領候補を「雌ブタ」と呼んだ人でもある. おそらくは,アメリカの軍事力が強く,日の製品を多く買ってくれ,さらにはすでに日が独立して50年以上経つのに,まだアメリカの軍事基地を国内に抱えているからだろう。 先の大戦で日

    yasushiito
    yasushiito 2009/01/19
    うらやましくない?良し悪しは別にして英断ができることって。日本にはあんな思い切った転換はできんだろう。かの国にとっても歴史的な一日なんだから、そこくらい負けてやりなよ。
  • 武田邦彦 (中部大学): 残り、あと30年

    yasushiito
    yasushiito 2008/08/02
    ""人間が人間らしさを発揮しているからだろう。人間は留まることを知らず""結局ここなんだろう。これを性善説と性悪説のどちらで取るかが、エコ派と懐疑派の差なんじゃないか。両者の両極は輪になって繋がってる印象
  • 武田邦彦 (中部大学): 誰が二酸化炭素を出しているのか?

    yasushiito
    yasushiito 2008/05/03
    ""節約は節約を目的としたものではなく、自分の人生を充実したものにするためには、多くの人にとって「物」はあまり役には立たないということ""
  • 武田邦彦 (中部大学): 市長の家

    yasushiito
    yasushiito 2008/04/14
    ""本当に日本が民主主義になったら、「お上」とは民衆のことであり、「天下り」というのは民間の人が役所に勤めたときのことを指すようになるだろう。""興味深い発想
  • 武田邦彦 (中部大学): ドイツ好き・・・ドイツ、ドイツ

  • 武田邦彦 (中部大学): 「企業別」二酸化炭素の排出量のナゾ

    2007年3月28日、経産省は企業が出している二酸化炭素の量を公表した。一位が東京電力、二位がJFEスチールだそうである。そして、業種別に二酸化炭素の排出量に制限を掛けるための基礎的な資料にすると言う。 この事件は簡単のようでなかなか奥が深い。環境問題をごまかすときに政府が今まで使ってきたトリックがよく現れているからである。 政府は今まで「あなたには何ができますか?」と国民に呼びかけ、「節電しましょう」と勧めてきた。それは「電気を使うと二酸化炭素がでます。そしてその責任は使う方にあります」と言っていることを意味している。 また、同じ政府は「二酸化炭素の排出量が減らないのは、民生用・・・つまり家庭で使う電気が減らないからで、産業界はずいぶん省エネを進めてきた」とも言ってきた。 日の二酸化炭素の排出は「電気を使う家庭」に問題があり、家庭から求められれば電気会社は石油や石炭を炊かなければならな

  • 武田邦彦 (中部大学): 混迷の時代をどう生きるか? (9) 両価性の時代

    yasushiito
    yasushiito 2008/03/02
    ""通産省ともあろうところが、国民にテレビを消して寝ていなさいと言っているわけではないので、何をすることを通産省は勧めていたのでしょうか?""布団の中なんだから、ナニをして欲しかったんじゃね!?厚生労働省がw
  • 武田邦彦 (中部大学): コーヒータイム ゆとりの教育と地盤沈下

  • 武田邦彦 (中部大学): 10.7シンポジウム 1 違いか、同じか?

    10月7日に一橋大学の教室で実施された環境問題に対する「緊急シンポジウム」は私には少し辛いところもあったけれど、全体としてみれば日の環境の為には良かった。 辛いところは、リサイクルにしてもダイオキシン問題にしても、パネラーは私以外、全員が私の考えに反対なので{1:多数}となり、なかなか一つの答えに一分程度しか許されない短い時間ですべてを説明することが難しかった。 たとえば次のような例があった。 「溶鉱炉では酸化ではなく、還元だ。武田は理解していない」という反論をいただいたが、酸化・還元というのはいつも一対で起こるものである。 溶鉱炉では鉄は還元されるが、コークスは酸化される。鉄に注目すれば還元だし、コークスやプラスチックは酸化(燃焼)である。これを短い時間で説明するのは無理と考えて、私への個人的な非難についてもあわせて釈明しなかった。 シンポジウムが良かった点は、ともかくかなり考えが違う

    yasushiito
    yasushiito 2007/10/08
    詳しい議事録ないんかな?続報に期待。
  • 武田邦彦 (中部大学): コーヒータイム 宗教化した学問

    私はよく研究室の学生にこう言う。  「宗教なら神様がおっしゃったことが真実だ。でも、学問には真実というものはない。もし現在、正しいと思っていることが当に正しいなら、学問の活動は終わりになる。  学問とは、一応、ここまでは「みんなが正しいと思われる」ところまで行く作業だ。だから学問には意見の相違というのはない。」  宗教は正しいことが決まっている。普通は教祖様がおっしゃったことが記録され、それが真実となる。だから「信じるか信じないか」の問題であって「合意できること」ではない。だから異なる教えの宗教を信じる人の間では話し合っても合意は出来ない。  宗教戦争が多いのはこれが原因しているのだろう。  それに対して学問には真実というものはない。絶対に確実と思われる学問的な知識もやがて覆される。もし現在の学問がすべて正しければ学問という活動自体が存在しないことになる。  学問というのは今を疑い、それ

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    yasushiito 2007/09/16
    人間にとって未知の領域は恐怖の対象。わからないことをわかるように断定してくれれば、それを信じて安心しようと盲目になる。そこを補いつけ込んで来たのが宗教。安心が得られるまで環境問題の宗教化は止まらない。
  • 武田邦彦 (中部大学): コーヒータイム 社会保険庁とマスメディアの取材

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    yasushiito 2007/09/11
    テレビは見ないという選択ができるけど、行政からは逃げることができない。人の金を問答無用でむしりとっていくのだから、その運用には厳しい監視(のための透明化)が必要。
  • 武田邦彦 (中部大学): 環境中級講座 その5 白人は有色人種の言うことを聞くか?

    私は一般に「地球温暖化の懐疑派」に属しているらしいのですが、私は温暖化に懐疑的ではありません。私が懐疑派に分類されるのは私の執筆の書体がそう見えるのかも知れません。 地球温暖化は、オゾン層の破壊と共に重要な地球規模の環境破壊で、我々は十分に注意をしなければなりません。この2つは人間の活動が大きな自然環境に直接、影響を与えると考えられる典型的なものだからです。 この他の重要な環境問題とすると、他の生物から見て、「人間の爆発的な人口の増加や都市の建設」などが大規模破壊として見えるでしょうが、それは今のところ人間に直接的な影響を与えないと考えられています。でも、舗装によって大量に死滅するミミズのような微小な生物が人間の生理に大きな影響を与える可能性も含んでいます。 地球温暖化で私が指摘しているのは「民衆はバカだから、怖がらせるにはウソを言ってもよい」という風潮を批判しているだけです。この問題が重

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    yasushiito 2007/08/27
    煽って脅すのが良くないわけで先陣を切るのは悪くないのでは?白人は日本人の言うことを聞かなくてもインド人は聞くかもしれんし、日本が4%だとしても中印の影響はもっと大きいんだから。
  • 武田邦彦 (中部大学): ゆっくりペットボトル(8) リサイクルしたペットボトルはペットボトルになっているか?

    ペットボトルをリサイクルしてペットボトルになっているか?ということについて少し細かくなりますが、一応、説明をしておきたいと思います。 まず「リサイクル」は環境によりよい方向だけを指すのですから制限条件があります。それを下に示しました。 1)     資源の節約かゴミの減量など来のリサイクルの目的が少なくとも一部は成立していること。 2)     リサイクルに使う資源のうち、人間の力で行ったもの以外の資源は「リサイクルに使った資源」とすること。 3)     テスト的に行ったものや、特殊な条件でごく少量作ったものは除くこと。 リサイクルするために膨大な資源を使えば、ある意味では何でもリサイクルできます。たとえば使い終わったペットボトルを、自治体が完全に洗浄して分別し、日の最新工場へ送り、そこで全部を元の石油の成分に戻してもう一度、ペットボトルにすることはできます。 環境を無視すれば技

    yasushiito
    yasushiito 2007/08/17
    ペットボトルのリサイクルは環境を破壊する?
  • 武田邦彦 (中部大学): 人生の鱗 第五十四話  強いものの自由な世界

    集団が貧しい時には強いものをリーダーにつけ、あるいは強いものしか子供を持てないようにして生き延びる。でも、集団のメンバーは誰もが自分の生であり、自分の時である。その中で弱い者は苛められ、人生を持たない。 1930年にオルテガ・イ・ガセットが「大衆の反撃」を書いた。そこには人間の富があるレベルを超え、それまで貴族だけが味わうことができた生活を大衆も享受することができるようになり、それが社会や人生にどのような影響を与えるかが鋭く描かれている。 フィンランドは日とほぼ同じ面積を持ち、人口は日の22分の1である。しかも森が多く緯度は極端に高い。でも生活は豊かであり、自然は素晴らしい。フィンランドは原則として大学入学試験がなく学校では成績の序列をつけない。 彼らは学校を卒業すると森に入る。だから勉強は他人を蹴落とすためのものではなく、自らが森の中で生活するすべ、人生を豊かに送る素地をつけるためで

    yasushiito
    yasushiito 2007/08/17
    ""教育は野獣を人間にするが、現代の教育は人間を野獣にする。""
  • 武田邦彦 (中部大学): 目覚め 1

    32才で目覚めた。 それまで自分が何をやっていたのかはっきりしない。おそらく「周囲が勧めるから」「それが当たり前だから」という人生の時を送っていたのだろう。 その時、私は小さなホテルの部屋で論文を読んでいた。数時間前、同僚とこのホテルに着いたのだが、私だけが飲みに行かなかった。 若いサラリーマンにとって出張の時に女性のいる飲み屋に行くのが楽しみの一つだった。当時、それはキャバレーという名で呼ばれていて、自分の母親のような女性と話し、ゴマすりながら飲むのだった。 でもその時だけ、私は誘いを断って一人、ホテルで論文を読んだ。 真夜中を過ぎた時だったと思う。どやどやと同僚たちが帰ってくる物音を聞いた途端、私は目覚めたのである。 「あっ、そうか。俺は論文を読んでいる方が楽しかったのだ!」 その瞬間までの私は自分の人生の時間を知らなかった。ただ、人の言うこと、社会の常識というものだけで善し悪しを決め

    yasushiito
    yasushiito 2007/08/17
    いい感じのエントリ。人生において幸福を決める要素は金ではない。心の豊かさこそが人生の豊かさ。
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