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ブックマーク / www.bokukoko.info (15)

  • SaaS の機能は横を広げるより奥を深めるべき理由 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 私は奥深さのあるサービスが好きだ。奥深さのあるサービスにはロマンがある。記事ではそんな奥深さのある SaaS について持論を展開する。"SaaS" とタイトルに記したが、別に SaaS に限る話でもないかもしれないので、サービス開発者の方に読んでいただけたら幸いだ。 横に広がるサービス 横に広がるサービスってのは、機能を増やすごとに単純にメニューを増やしていくような特に何も考えてないようなサービスのことを指す。私たちが普段使っているサービスでも、大量のメニューがあるようなサービスをいくつか使っていることかと思う。 このようなサービスがイケていないのは、「人によって全く使わない項目が、常に表示され続けてしまう」という可能性を常に孕んでいることだ。皆さんは大量にメニューがあるサービスの中で、当に使ったことのあるリンクは今までいくつだったろうか。大抵の場合、大

    SaaS の機能は横を広げるより奥を深めるべき理由 - ボクココ
    yatata
    yatata 2018/07/11
  • Ruby on Rails の魅力と思想 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 私は Web フレームワークは Ruby on Rails を利用している。かれこれバージョン2.2 の頃から使い続けているので 7年以上になる。そこまでして私が Ruby on Rails を使い続ける魅力について個人的な想いを記していく。 Rails の作者 DHH と彼の環境 Rails の作者として有名な DHH(David Heinemeier Hansson) という名前は、 Ruby on Rails を触ったことがあるなら必ずや聞いたことがあるだろう。しかし、彼のいる会社 Basecamp がどんな想いでどんなことをしているかを知っている人は案外少ない。 Basecamp はプロジェクト管理の SaaS である。今や世界中に顧客を抱える超有名サービスであり、Basecamp は Ruby on Rails の最新版をプロダクトに反映され続けて

    Ruby on Rails の魅力と思想 - ボクココ
  • アプリの個人開発の終焉と新たな可能性 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 今回は私が今まで開発して来た個人開発と、そこで学んだ次の可能性について記していく。 個人で開発したアプリでっていく 今でもちょくちょく個人開発をしている方をよく見かける。安定した仕事に勤めていた頃、私もその個人開発者のうちの一人だった。週末や空き時間があれば、ひたすらスマホアプリを開発し、私が作ったアプリの合計は十数個にのぼる。最初はゴミみたいなアプリを量産してたわけだけど、経験を積むにつれていいアプリを作る感覚を持てるようになって、1つだけ当たったアプリ(個人開発で15万DL 超えのアプリ)を作ることができた。この"当たるアプリを作る感覚"ってのは、アプリのアイディアそのものであったり、開発だけでないデザインやストアに掲載する文言やSEO、シェアされる仕組み、その他運用テクニックなど多様なものだ。 個人開発を可能にした背景に、スマートフォンアプリの流行が

    アプリの個人開発の終焉と新たな可能性 - ボクココ
    yatata
    yatata 2018/03/26
  • 認証を含む API 開発で検討すべきこと - ボクココ

    ども、@kimihomです。 API に関する基礎的な話で、なぜ API が重要なのか、APIの実装で注意する点について記述した。 今回はAPI開発において最も頭を悩ます、認証の問題について考えてみたい。 API における認証 よくあるログインが必要なページを考えてみていただきたい。 通常のWebアプリケーションであれば、Cookieという仕組みを使って毎回Webサーバーにアクセスするときにsession idというものを送信し、それとユーザー情報を紐付けたデータを取ってくることで、どんなユーザーからリクエストが来たのかをWebアプリケーション側で判断することができる。これにより、私たちはいつも閲覧しているWebアプリケーションが自分専用の画面として見れるようになっている。 これがAPIになると話は違ってくる。Cookieという仕組みが使えないのである。ということで、なんとかしてAPIにア

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  • 良いサービスの作るシンプルな考え方 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 今回は Heroku Meetup#18 で LT してきたので、その内容と発表後記的な感じでまとめてみる。前に書いた記事を基にしているので、被る部分もいくつかある。 LT 登壇資料 まずは以下の資料をざっと見て欲しい。言っていることは至ってシンプルな内容である。 顧客がブランド名を聞いて思い浮かべるのは極わずか パッと有名なブランド「ディズニー」 や 「Starbucks」 などを聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか?きっと1つもしくは2つのことだけをイメージしただろう。各ブランドは当然、その他にも色々なビジネスをやっているだろうし商品を販売している。だけども、ブランド名を聞いて、それが良いか悪いかは象徴的な数個の特徴だけをベースに判断されるのである。 当然、私たちがこれから作る新しいサービスも同じ運命にある。どんなに色々な機能を作っても、顧客がそのサー

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  • Web サービスを自力で作る上で大事な考え方 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 “最近Webサービスを気軽に作ることができなくなった気がする” 流れがある中で、私はどんどんサービスを作っていけ派な人間なので、一言書いておきたいと思う。 開発するネタが出尽くしたことが一つの要因 ちょっと昔は、基的に「ユーザーがログインして、データベースに書き込んで、それを見る」みたいなだけのサービスでも、業界やユーザーを絞ることで成功させることができた。最近の勢いに乗ってる企業も、基的に大した技術は使っていない。それでもちゃんとサービスを運営する体制が整えば、軌道に乗せて成功させることはできた。 これから「ユーザーがログインして、データベースに書き込んで、それを見る」だけの発想でサービスを作ったとしても、既視感たっぷりなサービスが出来上がってしまう。基礎的な技術ベースで作られたサービスってのは、他の誰かがもう考えて作ってしまっている。 こんな状況でも

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    yatata
    yatata 2017/08/14
  • Rails の フロントエンド周りの未来予測 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 Rails の Sprockets や Uglifier などが最新の JavaScript に追従していないという理由で、Rails 標準のやり方から外れて最新のフロントエンドツールを追い求める系の報告が多い。一部では完全に Rails の Asset Pipeline から外れて、Gulp などに移行する話もよく聞く。確かに現行の Railsフロントエンド環境で開発すると、let や クラス構文をまともに使えない(エラーになる)ため、最新の構文に対応した JavaScript フレームワークはほとんど使えないのは大きな問題として残り続けている。 最新版である Rails 5.1 から、ようやく jQuery からの脱却とフロントエンド周りの最新化、つまり Yarn や Webpack の導入が検討され始めている。これに期待されている方も多いのではない

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  • Web サービス開発に必要な技能について - ボクココ

    ども、@kimihom です。 先日とある雑誌の記者さんから取材を受けて、自分のスキルについて色々と聞かれた。私自身は何かに特化したスペシャリストというよりも、あらゆることが一人でできるジェネラリストの部類である。前回の記事では web サービスのアイディアについて必要なことを書いたが、今回はそのアイディアを実現するためのジェネラリストとして必要な技能について紹介する。 www.bokukoko.info 俗にいう"有名エンジニア"の方々は何かの技術に特化したスペシャリストである場合が多いので下記の事項には当てはまらない。あくまでこれは1人のエンジニアとしての参考情報にすぎないことに注意していただきたい。 一人でサービスを作りきる能力を磨く 何かに特化したスペシャリストの人が、 CSS でデザインを整えたりすることとサーバーの負荷監視などをすることを同時に行うことは困難だ。だけども、ジェネ

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    yatata
    yatata 2017/04/16
  • 月額課金モデルの Web サービスの設計方法 - ボクココ

    ども、@kimihom です。 今回は月額課金モデルの Web サービスを実現したい企業向けに設計の参考になる情報を提供できればと思う。こういう情報は割と自分なりに設計して実装するっていうパターンが多いかと思うが、とても大事なことなので慎重に検討していこう。 決済サービスの選択 まずは決済サービスをどれにするかって話。ここで一番大事なのは、扱うカード提供会社の種類だ。 Visa, Master は当然として、その他のクレジットカード会社が使えるのかどうか。ここは顧客のカード登録の自由度を決めるので、実は決済手数料よりもよっぽど大事な項目になる。要チェックだ。 あとは企業によっては収益が出た後の支払いフローも確認しておいたほうがいいかもしれない。収益の確定はいつで、支払いはいつなのか。黒字倒産するほど急成長することは稀だとは思うが、そのあたりのキャシュフローも事前に把握しておく必要がある。

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  • 自分の強みをビジネスに応用する大切さ - ボクココ

    ども、@kimihom です。 さて、唐突ではあるがあなたにとっての「強み」とは何だろう?この分野ならそれなりに良い位置にいると思えるような何かを持っているだろうか。今回は私が色々なサービスを作ってきた思った、自分の強みをビジネスにする重要性について記してみる。 何故 "あなた" がそのビジネスを、"今" やるのか。 この答えに自信を持って答えられない場合は、他のサービスに遅れをとったり、優位性を見出せずにうまくいかないケースが多いと感じている。何かのサービスを作るなら、あなたにとっての「使命感」が必要だ。 なぜ他の誰でもなく、"あなた"がやるのか。あなたはそのビジネスアイディアに対し、どれくらいの思い入れを持っているだろうか。単に思いつきで「これは儲かる」とか「面白そう」いう考えだけでビジネスを始めようとはしていないだろうか。自分の使命感が強くないと今後何が問題になるかというと、サービス

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  • 個人プロダクト開発の成功に必要なこと - ボクココ

    ども、@kimihom です。 よくエンジニアと話していると、「~を作ろうと思ってるんだよね」とか「今 ~ を作ってるんだよね」とかそんな話をよく聞く。私はこれらの話を信じないようにしている。なぜなら、そのほとんどが情熱半ばで止まってしまったり、作ったとしても自己満のレベルで止まってしまったりするからである。 一人で作りきることができて、ユーザーに使ってもらえるレベルまで成長させるのは、当然ながら難しい。でも、そこまで行けばちゃんとそのアプリやサービスをメンテナンスしようと思うし、ユーザーからの声を聞くことになる。大変だけどもやりがいのある趣味になるし、収益化を狙うことだってできる。自己満で終わりじゃなく、みんなに使ってもらって満足させられたなら、開発者として幸せなことではないか。そこまでやって初めて、"個人プロダクト開発が成功した"と言えると考えている。 今回は、一人で色々なアプリケーシ

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  • 新サービスを成功させるのに必要なたった一つの答え - ボクココ

    ども、@kimihom です。 誰もが自分の作ったウェブサービスやアプリで成功させたい、と思っていることだろう。それは当に難しく険しい道のりだ。でも現実として成功しているサービスもあるってのも事実。この両者にはどんな差があるのだろうか。私はその答えは、金でも人の多さでも技術力でもない、もっと人間味のある努力であると思っている。どんなに潤沢な資金があっても、どんなに優秀な人材がいたとしても、創業者に信念や熱意があっても、失敗するサービスは失敗するものなのだ。 私が信じているサービス成功のためのシンプルなポイントについて紹介する。これが正しいってことを証明すべく日々頑張っているという立場である。 最初の顧客を徹底的に満足させられているか? まずサービスを無事ローンチできたとしよう。おめでとう! それだけでもサービスを作りたいと思っているアイディアだけの人たち(俺もこのサービス考えてたんだよな

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  • スタートアップのサービス開発における「スケールしないこと」とは - ボクココ

    ども、@kimihom です。 スタートアップをうまく成功させるには、 スタートアップはスケールしないことをしよう ということはとても大事だと思う。スケールしたいんだけどあえてスケールしない努力をすることで、今後のスケールを実現することができるのである。そのことについて理解を深めたい場合は以下のスライドがとても参考になる。 マーケティングを捨てよ、サポートへ出よう 事例から見るスタートアップ初期におけるユーザー獲得 from Takaaki Umada www.slideshare.net 端的に言うと「スタートアップにマーケティング担当者は害。いない方がマシ」っていうことだ。となるとエンジニアとかデザイナーみたいな直接プロダクトを改善していくような立場じゃない人は、人々の話を聞きに行ったりすることになる。 ではエンジニアはどうすべきか? 今回はスタートアップエンジニアにおいて、"やるべき

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  • Web サービスは機能の多さで勝負してはならない - ボクココ

    ども、@kimihom です。 近年はいろいろなサービスがあるが、サービス開発者の中で勘違いしやすいのが 「機能は多ければ多いほどいい」「他社サービスがこんなことやってるからウチもやらないと」「お客さんがこんなこと言ってるから実現しないと」 といった考え方だ。自分たちのサービスにその機能は当に必要なのかを考えず、ただ闇雲に機能を追加していく。その行く先にあるのは「複雑で、誰も使いたがらないシステム」である。理解するのに、慣れるのに何日間もかかるようなシステムを誰が喜んで使いたいだろうか?残念ながら、今の日のサービスはそんなのばっかりだ。 なぜこのような考え方が生まれるのか 機能を闇雲に追加していくことのメリットは、「自分が何も考えなくてもいい」ということだ。他社のを参考に、ユーザーの意見を参考に言われるがままにパクって作ればいいだけなのだから。多少は自分たちのサービスっぽくカラーを添え

    Web サービスは機能の多さで勝負してはならない - ボクココ
  • スタートアップは始めてから3年間は投資を受けるべきではないと思う - ボクココ

    ども、@kimihomです。 最近のスタートアップと言われると、どんなイメージを持つだろうか? 大抵の方々はメディアを通じてでしかスタートアップを知らないから、「〜百万の資金調達」とか、「〜コンテストで優勝」だとか、そんなニュースしか聞かないと思う。彼らは大きくスポットライトを浴びている。自分もいつかはああなりたい。そう思っている方もいるかもしれない。 今回はそんなトレンドに一言申したい。 "スタートアップを始めるなら、投資を受ける" みたいな風潮が当たり前になってきたのはいつからなのだろう? 最近はあらゆる投資部門が立ち上がり、日々次なるスタートアップを探し当てている。そして投資家が審査員のコンテストで、投資関連先の企業を優勝させて知名度アップさせる。スタートアップコミュニティが出来上がり、熱い場を作り上げている。 当に成功した企業を思い浮かべてほしい。Google, Apple, A

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