ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • コロナ前の便利すぎる生活は戻らない日本の現実

    長い夜も、いつかは明ける。アフターコロナに向けて、われわれはどう備え、何をすべきなのだろうか。多くのビジネスパーソンにとっての関心事であろう。コロナ禍においてはマスクがニューノーマルとなり、人が集まることや旅行、出張といった移動が制限された。会議や学校の授業もオンライン中心に切り替わり、日社会が一変したかのような印象を受けた。 だが、コロナ禍がもたらしたこうした「変化」を詳細に見て行くと、多くは「コロナ前」からの課題であったことに気付く。コロナ禍が日社会を変えたというより、積年の課題を可視化したというのが実情だったのだ。 夜が明けきらない今、われわれがまずすべきは、「コロナ前」に立ち返って日が抱えていた課題を思い起こすことだ。そしてそれがコロナ禍でどう浮き彫りにされたのかを知ることである。 コンビニの24時間営業は破綻寸前 コロナ禍で一番大きく影響を受けて風景の変わった場所、それは〝

    コロナ前の便利すぎる生活は戻らない日本の現実
    yayayama
    yayayama 2021/06/22
    【コロナ禍がもたらしたこうした「変化」を詳細に見て行くと、多くは「コロナ前」からの課題であったことに気付く。コロナ禍が日本社会を変えたというより、積年の課題を可視化したというのが実情だったのだ】
  • 中国人が常に使う「紅いグーグル」百度の正体

    「デジタル鎖国」の恩恵を受けた最初の会社が「紅いグーグル」、百度(バイドゥ)である。 創業者の李彦宏(ロビン・リー)は中国起業家の中で指折りのイケメンだ。成績優秀で容姿端麗であるため「外星人(宇宙人)」と呼ばれることもある。 1968年、山西省陽泉市の工場で働く夫婦の家で5人兄弟の4番目として生まれた。リー以外は全員、女の子だった。一人っ子政策の中国では珍しい子沢山の家庭は、決して豊かではなかった。「コネがものを言う中国で貧しい家の子が身を立てるには勉強しかない」と母親に教わったリーは全国統一入試に陽泉市の首席で合格し、名門、北京大学に進む。そして卒業後、アメリカに渡った。 創業者はアメリカのIDDで働いていた その後、コンピューター科学の修士号を取得、アメリカのダウ・ジョーンズが発行するウォールストリート・ジャーナル紙の子会社でオンライン情報システムを開発するIDDインフォメーション・

    中国人が常に使う「紅いグーグル」百度の正体
    yayayama
    yayayama 2021/04/01
    【バイドゥからは目を離すべきではない。「自動運転」「AI」といった目先の利益にならない研究開発に巨額の投資を続けているからだ】
  • 世界の哲学者が考える「テレビ」に問われる役目

    19世紀の技術メディアが記憶保存メディアであったとすれば、20世紀のメディアは伝達メディアが中心となります。その中でも特に、20世紀前半に代表的となったのがラジオです。その意義を、ヘーリッシュは次のように表現しています。 ラジオによってはじめて可能になる経験は、今日、わたしたちにとってごくありふれたものだが、ラジオが普及しはじめた時代の人々にとっては、二重の意味で不気味なものであった。メディアは第1に、紙、ローラー、フィルムのように手で触れることができるものから解放され、妙に物質性を欠いた、空気のようなものになる。しかしそれによって、メディアは第2に、出来事をリアルタイムで大勢に中継することができるようになる(ヘーリッシュ『メディアの歴史』)。 ラジオの時代が到来する このように、第1次世界大戦の後にラジオの時代が到来したと言われますが、これと同じように表現すれば、第2次世界大戦の後にテレ

    世界の哲学者が考える「テレビ」に問われる役目
    yayayama
    yayayama 2021/02/16
    「白痴化」とか、「現実と虚構の混同」とか、「倫理的に有害」とか、「政治的利用」とか、――こうしたTVの特徴づけは、どこまで根拠があるのでしょうか。
  • 哲学者が議論「監視の技術」はいつ誕生したのか

    20世紀におけるテクノロジーの変化を示すものとして、「監視テクノロジー」の転換に触れておきましょう。周知のように、「監視」というテーマを、テクノロジーの問題として議論したのは、ミシェル・フーコーです。しかし、どうして「監視」がテーマとなったのでしょうか。 その理由は、「監視」が近代社会そのものを根的に規定していることにあります。フーコーによれば、近代では、人々を同じ場所に集め、多様な形で配分して、規律訓練するシステムが形成されました。この典型が監獄ですが、その他にも学校・工場・軍隊・病院・寄宿舎などが、同じ形式になっています。近代人は、こうした集団化のなかで規律訓練され、社会的な秩序を維持していくわけです。 規律訓練のために使われる「監視」 こうした規律訓練のために使われるのが、「監視」のテクノロジーです。フーコーはそれを分析するため、「監獄」に焦点に絞って、その構造を解明しています。そ

    哲学者が議論「監視の技術」はいつ誕生したのか
    yayayama
    yayayama 2021/01/27
    【「パノプティコン」を、メディアという観点から考えてみましょう。フーコーの議論には、「見る―見られる」という関係に関して、3つの特徴があります】
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