ブックマーク / kanahebijiro.com (198)

  • 雪国のあたたかいふつうの暮らし。 - ココからのブログ

    もはや凶器な雪 今年は雪が多い。 自然には抗えない。 毎年のことだから慣れてはいるのだが、ただでさえ外出が制限されるコロナ禍に窓の外で白い雪がひたすら落ち続けるのを少し憂な気持ちで眺めた。 近所の人と顔を合わせるたびに 「もう雪はうんざりですね」 これが挨拶がわりで一日に何回も雪かきをする。 雪道を散歩する。 歩道は1人通れるかどうかの幅になっていて向こうから人が来ると、すれ違うのも大変なので少しこちらで待ったりする。いかにも待っている感じだと気を遣わせるのでスマホを眺めたりする。 それでも譲ってもらった側が「お先にすみませんね~」と一声かける。 男子高校生が恥ずかしそうに「うっす」と頭をさげてくれたりするのも可愛い。 たまにすれ違うのにお互いが気を使いすぎて同じ方向によけ、それが何回も同じタイミングで同じほうによけるのが続く事がある。 そういう時の相手はなんとなく似たもの同士なのだろう

    雪国のあたたかいふつうの暮らし。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/13
    雪国ならではですね。 寒い雪国。 だけど人情はサウナより熱い。 見知らぬ人同士、協力して車を押す。 また何もなかったかのように解散する。 時折、豪雪で○号線で渋滞でトラックの車列に食料を配るのも温かい。
  • やってますアピールは恥。消せないトラウマ。 - ココからのブログ

    じくじたる。 無意識だが人によく思われたい気持ちが強いほうだ。 人の役に立ちたい。 自分が無能であることを認めたくないのかもしれない。 からまわりしがちな行動。 職場でも、年末年始の夫の家への帰省でも、なにか学校行事なんかの集まりでも常に役に立ちたい気持ちが強くがむしゃらに動いていた。 このように書くと、さも働き者のようだがその行動の動機は不純だ。 役に立たない、使えないヤツと思われたくないのだ。 人の喜ぶ顔が好きで、無表情だったり不服そうに見えたりすると 「期待に応えられなかったのか…」 勝手に相手の気持ちを決めつけて自分にも相手にもがっかりするのだ。 結婚したばかりの頃は特にその傾向が強く空回りの連続だった。 バイト初日から 「なにかやることはないですか?」とグイグイきすぎてうざい新人みたいな感じだ。 なにもできないありのままがばれるのが怖くて 率先してなんでもやりますという姿勢を見せ

    やってますアピールは恥。消せないトラウマ。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/11
  • さも偉そうに好き勝手に意見を言える場所。それが家。 - ココからのブログ

    腹が減ってないのにひたすら何かをべ続ける事が許される数日間。 昨日からずっと胸焼けしている。 幼い頃の年末。 日当に地域によって風習が違って面白い。 大晦日や元旦に何をべるかも違うし、どのタイミングでご馳走をべるかもそれぞれの家で違う。 20歳の頃の職場の、ものすごくお嬢様育ちの先輩。 お正月は和服でお屠蘇を飲み、おせちべ厳格なお父様に今年1年の抱負を兄妹1人1人述べてからお年玉を貰っていたらしい。憂だったと言っていた。 違う同期は年末は決まって寿司とすき焼きで、その時だけはご飯をべながらコーラを飲んでもいいのが嬉しかったという。めちゃくちゃ価値観が合った。 私の思い出は茶碗蒸しだ。 東北の私の地域では茶碗蒸しに甘い栗が入っていた。母は茶碗蒸しを蒸し器でたくさん作る。その時ひとつだけ大きな栗を2個入れていた。それが当たりだった。 台所で出汁の匂いがしてせわしない大晦日の

    さも偉そうに好き勝手に意見を言える場所。それが家。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/11
    あはは、The母ですね。多分私も同じことをすると思いますよ(笑)丸々太らせて出荷w w w
  • いつもこころにひろゆきを。 - ココからのブログ

    自分の考えが1番正しいと疑わないようになってないか。 時々我がふり治せといわれるような出来事がある。 だから自分も含むおばさんは嫌なんです。 つい先日。 スーパーでお金を払う際にレジのおば様に少し怪訝な顔をされた。 ポイントカードはお持ちですか? お支払いは? 現金で払い、ポイントカードは持っていないと答えた時そんな顔をされたのだ。 そしてこう言われた。 「持ってないの〜‼損だよ今日作りなさいよ!」 その日はポイント10倍デー。 ポイントをつけないなんて勿体ない。 なんで持ってないの? 今どき現金払い? そんなところだろう。 そんなことは以前スーパーで働いていたこともあるから百も承知だ。 なんならカード決済も○○ペイも普段は使い倒しているしポイントも貯めている。 混雑している時は決済も早いから後ろにも迷惑かけないしカードで支払う。 主婦だからお得は熟知している。 若いレジのお姉さんは持って

    いつもこころにひろゆきを。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/09
    よく我慢が出来ましたね。私ならそのおばさんの名前を覚えてその銀行の支店長宛に文句の手紙を送り付け、不快の数々をずらずら書きまくるでしょう。相手の都合も考えないオバサンにはなりたくないですね。
  • 数少ないからこそ忘れられない。父との凧揚げ - ココからのブログ

    昔の空は高く感じた 家庭を省みない父親だったが一度だけ一緒に遊んだはっきりとした記憶がある。 とぼとぼ歩く小さいわたし。 小学校で工作の時間にやっこ凧を作った。 明日から冬休みという日。たくさんの勉強道具と一緒に持ち帰ることになった。 私の家は火葬場の隣で学校からはかなり遠い。 途中吹雪で視界が真白な中とぼとぼと帰った。 更に運悪く凧の糸巻きを途中で落したことに気が付き今来た道を糸を辿りながら半泣きになりながら引き返した。 雪の中タコ糸はぐちゃぐちゃにからまりわけがわからない。 雪の中から糸巻きは奇跡的に発見できた。 同じ場所を何度も糸を巻いたりしながらウロウロし、何時間もかけて家に着くころには凧はただのごみのようになっていた。 骨組みも折れ曲がり紙は破れ、もはや凧として遊ぶのはどう見ても不可能に思えた。 半ドンで学校から帰ったはずが家に着くのがかなり遅くなった。 ぼろぼろの凧を玄関に放置

    数少ないからこそ忘れられない。父との凧揚げ - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/08
    貴重なお父さんとの経験。
  • ワードプレスからはてなブログへお引っ越し。 - ココからのブログ

    よくわからん 初ブログを書いたのは2021年10月。 ブログをはじめるならワードプレス。 よーし頑張るぞと思ってめっちゃ調べて作った。 kanahebijiro.com ワードプレスを始めるときによく見るブログで稼ぐという言葉。 最初こそ1万でもいいからお小遣いが稼げたらなんて身の程知らずなことを思ったけどそんなに簡単ではなかった。 よく考えたら私のブログは好きなことを気まぐれに書いている雑記ブログなのでので稼げるわけがなかった。 アドセンスなんて2年近く経っても1000円くらいしかいってない。 いつ振り込まれるやら分からない。 アフィリエイト広告もウケ狙いの商品を適当に貼ってるだけなので成果が出るはずもない。 SEOの意味もいまだに分からない。 アナリティクスもサーチコンソールも見方が分からない。 自分がなにか調べる時にブログをよく見るので分かる。 私のブログは有益な情報でもないし稼げる

    ワードプレスからはてなブログへお引っ越し。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/08
    お引越し、おめでとうございます。新しいことに挑戦する50代に拍手を贈ります。そ~考えたら、何も変わらない私。
  • しつこい。思い出しては怒る母。つまらない事こそ許せない。 - ココからのブログ

    突然何かのきっかけで嫌な気持ちになるスイッチ。 嫌な事があった時の季節とかその匂い、言葉などで一気に嫌な気持ちが再現されるのだ。 わけの分からない急なテンションの低下や突然の不機嫌は女の場合だいたいそれだろう。 私にも幾つかスイッチがあって、随分夫を怯えさせているだろう。 嫌な記憶は細部まで覚えているし スイッチを押すとひとつの事をきっかけに、まるでブログの関連記事のように芋ずる式に出てくる。 結局そういうところが嫌なんだよというのがゴールだ。 申し訳なく思う。いい加減自分の機嫌は自分でとれるようになろうと最近は思う。嫌なことはお互い様だし多分私のほうが多いけど夫は次々忘れてくれるから助かっている。 でも女にはたいていある。しつこい記憶のスイッチ。 たぶん遺伝だろう 私の母が持っている不機嫌スイッチのひとつに生ハムがある。 なにかの拍子に生ハムの話題になろうものならタイムマシンに乗って数十

    しつこい。思い出しては怒る母。つまらない事こそ許せない。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/07
  • 二郎と切り株とロールケーキ。 - ココからのブログ

    なんでそんな変わった事ばかり起きるのかとよく言われる。 そして変わった人とよく出会う。 類は友を呼ぶだねとよく言われる。 じろうとの出会い。 転勤族なので今まで引っ越しをかなりしたが、10年くらい前に住んでいた物件の大家さんが風変わりな人だった。 当時我が家は子供3人が全員まだ家にいた。 物件を選ぶ際、子供全員の学区に合わせ、色々揃った便利な場所となると誰もが皆住みたい地区。 なので家賃もそれなりにお高い。 毎回転勤の辞令から慌てて見もせずに適当に探し、バタバタと暮らし始める住処はどこかかならず不満があった。 その時は家賃も駐車場代も高すぎた。 2台目の駐車場は歩いて5分もかかり不便極まりない。 あったらラッキーくらいの感じだったが、新たな物件探しが始まった。 インターネットで見たその物件。 古い団地をうまくリノベーションしていて、立地がよく目の前に素敵な木が生えていた。 ネットの連絡先に

    二郎と切り株とロールケーキ。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/06
  • あわや前代未聞の階段落ち?男の浪漫。 - ココからのブログ

    今思い出しても 「あっぶねえええ」とゾワゾワするヘルパー時代の思い出がある。 何もなかったから良かったがとんでもないヒヤリハット案件だ。 訪問介護は自宅の掃除として伺う場合、人には伝えてなくても実は安否確認の意味も多い。 安否確認に行ってとんでもないことになるところだった。 かくしゃくとした老人。 その方はひとり暮らしのおじいさんで昔中学の社会の先生で校長まで務められた方だった。 立派な豪邸にひとり暮らし。 いつもソファーに座り気難しい顔で煙草を吸っていた。 人の世話になる事に抵抗がある世代。 昔偉かった人にある独特の威圧感があった。 多分90歳以上だったと思う。 その方への訪問は主に掃除とごみ捨て。そして安否確認だった。 以前誰もいない家の中で転倒し骨折したことがあった。 多忙な息子さんが心配して依頼したのだ。 人は世話になんてなりたくもない。 大変プライドが高く神経質。 ヘルパーは

    あわや前代未聞の階段落ち?男の浪漫。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/06/05
  • 電子レンジをやめてみたらなんてことなかった。 - ココからのブログ

    できれば簡単に暮らしたい。 主婦には嫌いな家事がそれぞれあると思うのだが、私は電子レンジの掃除が超絶嫌いでだるい。 シャウエッセンが爆発したときのレンジ内に飛び散った油。 温めすぎて庫内で爆発した飛び散ったおかず。 オート機能が長すぎてよくべ物を爆発させた。 沸騰してふきこぼれた牛乳。 オーブンレンジ内の焦げ。 萎える家事NO.1. 新品の時はマメに拭いてずっと綺麗に使うと決心したくせに なかなかそれが長続きしない。 もともと大雑把なO型なので、いつもなんでも適当だ。 我が家のレンジは2017年製。 多機能でやけにでかい。 張り切ってパンやお菓子を焼いたり毎日フル稼働だった。 レンジもこき使われて疲れたのか最近あちこち調子が悪かった。 あたためにムラがでてきて、所々冷たいところがあった。 かと思うと逆に肉まんが石みたいに硬くなったりした。 勢いよくかじったら歯が折れるかと思った。 そのう

    電子レンジをやめてみたらなんてことなかった。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/30
  • 15年ぶりにあけた瓶の中。 - ココからのブログ

    あった! 誰もいない午前中の自宅。 思わず出てしまった自分の声がやけに大きく響いた。 驚いた。 タイムカプセル ずっと見える場所に無造作に飾っていた瓶。 中に過去のライブのチケットとかよく分からないキーホルダーが雑然と入っている。 思い出のつもりで飾っていたけど中身は捨てていいガラクタばかりな気がした。 何が入っているのかひととおり見てから断捨離しようと思った。 全部外に出してみたら、15年以上前になくした指輪が唐突に出てきた。 無意識なのか 意図的になのか きっと15年前の私が瓶の中に指輪を入れたのだ。 入れた記憶は全くない。 手に取ってみると内側に文字が掘ってあった。 字が細かすぎて見えず老眼鏡をかけた。 Joy Love Happiness なにを思って掘ったのか・・・ 気恥ずかしくなるような若さ。 エネルギーのある15年前から届いたメッセージ。 まるでタイムカプセル。 当時CDショ

    15年ぶりにあけた瓶の中。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/28
  • 必要なのはつまらない話を適当に聞くスキル。 - ココからのブログ

    つまりません。 気にするな。 友人にそうは言ってみたがきっと無理なのだ。 こころがやられて力がでない。 その友はまるで元気のない声で自分を責めていた。 分かっていたのに女優になりきれなかった自分。 心の準備をして、自分の役割を果たそうとして行ったのに 結局母親を傷つけてしまった自分。 責める責める。 でも客観的にだと分かる。 なにも悪くない。 あるあるな話。 用があってラインで会話してたら今ちょっと電話していいかと聞かれた。 疲れて気持ちが限界まで落ちているという。 ラインはまどろっこしいし、娘がコロナだったのでしばらく人と会わない事にしていた。 近所に住んでいるのだけど、電話で話を聞いた。 この前の母の日。 友は3時間くらいの距離の実家に一人で泊まりに行ってきたそうだ。 80代の両親が住んでいる。 すごく優しい人なのだが色々あって実家に行くのに憂なのだ。 実家のある街に着いてからドトー

    必要なのはつまらない話を適当に聞くスキル。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/25
  • 半裸でパニック。コロナめ! - ココからのブログ

    最近、コロナが過去の出来事のようになってきていた。 さすがに心配性の私でさえも初期の得体のしれない怖さは消えてきた。 去年、夫がコロナになった時は保健所や病院に電話をかけてもずっと話し中で、検査さえも発症してすぐには受けられなかった。 夫は色々な後遺症があったのでやはりコロナは普通の風邪とはなにか違うと感じた。 今年になり人と話すとコロナにかかった人も周りで増えてきた。 無症状やすごく軽い人もいるから、症状の重さにも個人差があるようだ。 5月から5類になってインフルのように普通に診てもらえるようになるらしい。 町も以前のように活気が戻ってきて、様々な制限がなくなってきたのは嬉しい。 私もジムや散歩などマスクを外す機会も増えてきた。 末っ子の娘を見てもこの3年間を取り戻すかのように行動範囲が増えている。 楽しそうでなにより。 良かったと思う。 反面。 それは確かに心からそう思うのだけど...

    半裸でパニック。コロナめ! - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/21
  • サマータイムレンダ。タイムループしたいかちょっとだけ考えた。 - ココからのブログ

    ねるまえににもどれ。 子供達が帰省した後のアマゾンプライムが普段と違ったものをおすすめしてくるようになるので面白い。 家事をしながら流すYouTubeもジャニーズ、アニメのアイドル、声優など、 帰省した時に再生した一人一人の趣味嗜好が反映されてしばらく色んなジャンルが楽しめる。 最近のエンタメは親子が仲良く楽しめていい時代だ。 むかし昔。 私が就職で家を出る前までの記憶の中の大人は、 子供の好きなものをハナからバカにしていた。 忘れもしないのが、私がALFEEの高見沢さんが好きでベストテンとか見て喜んでいると 「なんだこいつは男か女か?ん?ん?」 「死神みたいなやつだな。」 「髪が長くておかまなのか?」 なんて全力で嫌なことを言ってきた。 当時の私は、心から殺意が沸いたものだった。 そうやって全否定するのが当然という態度だったしチャンネル権は主に大人にあった。 野球が一位で子供がテレビを見

    サマータイムレンダ。タイムループしたいかちょっとだけ考えた。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/16
    タイムループ出来たなら 「しっかり勉強しなさい。ただ時間の海に漂っているだけでは駄目だ」と伝えたい。
  • ばあさんにだって青春のひとつやふたつ。 - ココからのブログ

    気を抜いて歩いていると建物のガラスにイケてない疲れたババアがいた。 それが自分だと気づくとがっかりする。 もうすこしイケてるつもりだったのに。 きちんと理解するべき現状。 娘達にとって50代の私は ”旬を過ぎたオバサン"にしか見えてないんだろうと思う。 娘二人を見ていると、羨ましいほどのみなぎる若さと無垢でこれから様々な事を経験するであろう未来がある。 それに比べると自分は、まだ充分イケてるつもりでも所詮わちゃわちゃうるさい50代のおばちゃんの1人にすぎない。 娘たちに 「今日、50代に見えないと言われた」 こんな事を報告しようものなら瞬時にお叱りをうける。 「お世辞を真に受けないように…」 「見えます。きちんと年相応に…」 たしかに前の職場に「何歳に見える?」と 難しいクイズのような事を初対面の相手に言う同年代がいた。 「私こうみえても50過ぎてるのよ」というヒントを出しているがこれも危

    ばあさんにだって青春のひとつやふたつ。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/14
  • 念願のトロッコの中で。 - ココからのブログ

    トロッコに乗った。 トロッコには今まで乗ったことがなかった。 子供の頃に芥川龍之介のトロッコを読んでから乗ってみたいとずっと心の片隅で思っていた。 が好きな長女とも話すトロッコの話。 トロッコという言葉の響きもなんだか好きだ。 トロッコの箱に乗って移動するというのがなんとも魅力的に感じる。 の中では確か炭鉱だったが、廃線になった線路を利用したトロッコが隣の県にあったのでドライブがてら行ってみた。 大人になった今、あの箱に乗って山の中を走り 景色がどんどん後ろに流れていく様を体感してみると まるで子供に帰ったようにウキウキした気持ちになった。 とてもゆったりした贅沢な時間だった。 現実ってとうぜんだけど現実的。 私は長いこと父親と会っていない。 親の離婚で何十年も片方の親に会わないでいる人なんて珍しい話でもないだろう。 人生で肉親とずっと会うことなく過ごすなんて、普通でもよくあることだ。

    念願のトロッコの中で。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/10
  • 人間関係リセット癖。思うに青鬼もたぶんそれ - ココからのブログ

    陰キャの特技。 勉強も運動もたいしたことがない子供だったが、ひとつだけ得意な事があった。読み。 今で言う音読である。 国語の授業で、先生に当てられ教科書を読むのが超得意だった。 唯一の輝けるステージである。 先生に当てられるとよっしゃぁ!と内心思いながら読んだ。 私が読み出すと、教室が静まり返り、誰かが 「すげぇうめーな」 とかつぶやいたりするのが、なんとも快感だった。 今考えると小賢しい陰キャだ。 を読み登場人物の人生を疑似体験をした気分。普段から、文字を追うことで妄想音読みたいなことをしていたから、声に出して読むのも簡単にできたのだと思う。 音読に第二のステージ。 大人になり親になった。 得意なことが活かせる場が読み聞かせだ。 子育てで私が絵を読むと、子供はよく号泣しながら泣き疲れて寝た。 読み聞かせといえども、気で情感たっぷりやりすぎるからだ。 子供は毎回同じところで、感動し

    人間関係リセット癖。思うに青鬼もたぶんそれ - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/05/02
  • いつかはみんなレキシになる。 - ココからのブログ

    だいぶ前の事なのだけど、あるブログを読んでいたら熊之助というタイトルのお話があった。 / www.kikikikikinta3.com そのブログ主さんがある日、ふとした思い付きで実家の神棚を掃除した。 ずいぶん長い間放置されていたらしく、明治時代のお金とか数珠、 他にも訳のわからないものが混然と仕舞われていて、おそら100年くらい掃除してなかったのではないかとのことだった。 その時に、神棚のメインではない横のほうに、なにか作られた作品があるのに気がついた。 倉庫のような物と書かれていたので実際どのようなものか謎だが、 神棚のあたりに置けるくらいなのだから大きな入れ物か箱みたいなものなのだろうか? それを雑巾で丁寧に拭くと 熊之助作 明治○年 ご先祖様の名前と作られた日にちが書かれていたという。 普段気にもしていない、そこに当たり前のようにあった神棚。 意図せずタイムカプセルになっていたと

    いつかはみんなレキシになる。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/04/27
  • いつも間違えてばかりいる。 - ココからのブログ

    どうかしてる。 どう考えても、あの行動は間違いだった。 これに関しては、時効などない。 たぶんあの時にバレたらまわりから非難されてもしょうがないようなダメダメな行動だった。 なにも聞かない。 次の仕事までの空き時間に家に帰った。 大急ぎで米を研いで 鮭を焼いて 梅干しも。 海苔を切った。 その日は珍しく夕方早めに、夫が帰ってきた。 おにぎり? 手伝うか? 夫は大学時代、居酒屋バイトで教わり おにぎりはプロ並みにうまく握れる。 何のために作っているのかも 何かおかしな行動をしている事も 特別に理由を聞く訳でもなく 隣に立って黙って作っている。 いつも何も聞かないし、何も話さない。 ただひたすらに職人のように握っていた。 美味しそうなおにぎり。 実際当に美味しかった。 大量に作った。 何個がいいかな? 4じゃ数が悪いから 5個袋にいれた。 仕事カバンと一緒にその袋を持った。 じゃ、行ってきま

    いつも間違えてばかりいる。 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/04/21
  • デリカシーのなさへの耐性をつけてくれた父 - ココからのブログ

    父は身勝手で生活全般だらしなかった。 一緒にいると恥ずかしい思いをすることが多かった。 そんな父でよかったと思うことがある。 私自身にだらしなさとデリカシーのなさへの耐性がかなりあるのだ。 恥ずかしい… 子どもの頃。 父が普段じぶんだけ飲み歩いてばかりいるので、ほんとに時々だが罪滅ぼしで外に行くことがあった。 父は小綺麗な料理屋やとんかつ屋みたいな店にも裸足にサンダルばき、 ギャンブラーの証の赤ペンの染みがついたジャンパーでズカズカと店内にすすむ。 たいていの場所でなんとなく場違いだ。 びっくりした顔でチラッと見られる事が多かった。 声もムダにでかくて目立つのだ。 自分がべ終わると、堂々とゲップをしながら支払いを済ませさっさと店を出てしまう。 飽きちゃうのだ。 ここまで聞いただけで普通の人は眉をひそめるような下品な父。 普通のお父さんなら、子供がべ終わるまで席で待つだろう・・・ 自分

    デリカシーのなさへの耐性をつけてくれた父 - ココからのブログ
    yayoi0841
    yayoi0841 2023/04/16