陰キャの特技。 勉強も運動もたいしたことがない子供だったが、ひとつだけ得意な事があった。本読み。 今で言う音読である。 国語の授業で、先生に当てられ教科書を読むのが超得意だった。 唯一の輝けるステージである。 先生に当てられるとよっしゃぁ!と内心思いながら読んだ。 私が読み出すと、教室が静まり返り、誰かが 「すげぇうめーな」 とかつぶやいたりするのが、なんとも快感だった。 今考えると小賢しい陰キャだ。 本を読み登場人物の人生を疑似体験をした気分。普段から文字を追うことで妄想音読みたいなことをしていたから声に出して読むのも簡単にできたのだと思う。 音読に第二のステージ。 大人になり親になった。 得意なことが活かせる場が読み聞かせだ。 子育てで私が絵本を読むと子供はよく号泣しながら泣き疲れて寝た。 読み聞かせといえども本気で情感たっぷりやりすぎるからだ。 子供は毎回同じところで、感動して泣いて
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