アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で日大の守備選手が関学大の攻撃選手に悪質なタックルを浴びせて負傷させた問題で、関学大が17日、日大から受け取った回答書を公表し、「現時点で私たちが求めている誠意ある回答とは言えない」と発言したことについて、日大広報部は「あの回答書で十分とは思っていない。(24日までに回答する次の文書で)再発防止策などを中心にまとめていきたい」とした。 広報部によると、監督やコーチらへの聞き取りを今後も続けていくという。関学大は再発防止策などをまとめた再回答の文書が誠意あるものでなければ、51回続いた定期戦を今後は行わないとしている。日大広報部の担当者は「再回答の文書が誠意あるものかどうかは関学大が判断すること」と話した。