前回はCepstrumを求める所、手順5まで書きました。 今回は手順6以降をやります。 手順のおさらい オーディオデータからFFTサイズ分のデータを取得 窓関数をかける FFTを行う 対数スペクトラルをとる iFFTを行う リフタリングを行い、低Quefrencyと高Quefrencyを分離する 低Quefrencyを再度FFTする事でフォルマント成分を取得 高Quefrencyを再度FFTする事で周波数成分を取得 手順6 リフタリングを行う 対数スペクトラルをiFFTして得られたCepstrumに対してリフタリングを行います。ここでリフタリングとは、Cepstrumに対してフィルタリングを行う事になります。 また、QuefrencyはCepstrum領域に於けるFrequencyを意味します。 単純なスペクトラルのフィルタリングは、前のこの記事を参考にしてください。 名前は違えど、要領は