ルータのメインの動作はルーティングです。ルーティングの設定をしないことにはルータはルータとしての役割を果たしません。ルーティング,特にルーティングプロトコルには種類があり,それぞれ個別の設定が必要です。今回はRIPを例にして,ルーティング設定の基礎を学びましょう。なお,ルーティングプロトコル特有の設定は,あとの回で説明します。 ルーティングプロトコルの基本設定 ルーティングプロトコルの設定には,グローバルコンフィギュレーションモードから,ルーティング設定モードに入らなければいけません(図1)。 (config)# router [プロトコル] {AS番号 | プロセスID} ・・・ 指定したルーティング設定モードに入る [プロトコル] ルーティングプロトコル名。rip,igrp,ospf,eigrpなど {AS番号 | プロセスID} RIPの場合は省略。IGRP,EIGRPの場合はAS番
アクセス量やシステムの処理量に対してシステムリソースが不足すれば、システムの安定稼動は見込めない。最適なコストでキャパシティを改善するには、どうすうればよいのだろう?(攻めのシステム運用管理) 顧客やユーザーに提供しているITサービスで、サービスへのアクセス量やシステムの処理量に対してCPU/メモリ/ディスク/ネットワークといったシステムリソースが不足した場合、システムの安定稼動は見込めない。 あるシステムで、サーバの使用率が継続的に上昇しており、顧客やユーザーに提供しているITサービスにおいて、パフォーマンス低下の兆候を検知したとしよう。このパフォーマンス低下がビジネスに対して負のインパクトを与える可能性がある場合、対応策を検討することになる。既存システムのチューニングで問題を解決できれば、これを計画、実行することになるが、そうでない場合はシステムリソースの追加や、ネットワークの帯域の増
ITILを究める! サービスデリバリ編: 限りなくゼロに近いダウンタイムを目指す [国内記事] 24時間×365日のシステムを運用していく上で、落ちないシステムを作ることは大きな課題だ。サーバのダウンタイムを可能な限りゼロに近づけるため、可用性管理は欠かせない。 [2005/9/29] 必ず起こり得るもの、「災害」「ウイルス」「人的エラー」 上手なキャパシティ管理 過剰なIT投資に陥らないコツ サービスレベルを高める「発想の転換」 第1回 ビジネスとITを結びつける ITILを深める! サービスサポート編: ソフト・ハードのリリースに失敗しないために [国内記事] ITインフラの運用のトラブルの原因は変更や新規導入によるものがほとんどだ。ITILの変更管理プロセスと同様、リリース管理は非常に重要になってくる(攻めのシステム運用管理)。 [2005/9/22] そのシステム変更、大丈夫? 「
最新記事必読記事へ 12月27日(木)発売! 紙の週刊アスキーです 週刊アスキー特別編集『週アス2019January』★12月27日発売 「バトルフィールドV」をはじめ'18年末はPCゲーム大豊作。「ゲームもできるパソコン」に買い換えを検討しよう。来年こそは「格安SIM」に手を出したい人も用途に合わせ... 週刊アスキー特別編集『2019 冬の超お買物特大号』好評発売中! 週刊アスキー特別編集『週アス2018November』好評発売中! re:Union 2018 Osakaは幻のあのイベントの登壇予定者が目白押し リアルイイクラ納会はIT媒体の作り手と読者の新しいコミュニティだったのはないか スマホの紛失対応がチャットでできるエムオーテックスのSyncpit スタートアップのデータセンター利用を支援「スタートアップ企業支援プログラム」 マネージドMariaDB、Azure Machi
概要 この記事は Windows の「バッチファイル」ついて、 あまり一般的でない変な切り口で説明しています。 バッチファイルは MS-DOS の頃から存在し、 互換性を維持したまま Windows とともに進化しています。 この記事では、過去と互換性の無い新しい機能をむしろ積極的に使って、 書きやすく読みやすいバッチファイルを書くための知識を紹介したいと思います。 動作に必要な条件は正確には調べていませんが、 Windows 2000 以降で動作すると思います。 バッチファイルとは バッチファイル (Batch File) とは、 一括して実行したい処理の内容を書いたファイルを指します。 バッチファイルに連続して実行するべき命令をあらかじめ記しておくと、 後で記述した命令を「再生」できます。 この仕組みは定型的な命令を手軽にかつ確実に連続実行するのに役立ちます。 MS-DOS は UNI
For information about Wikipedia proposals, see Wikipedia:Village pump (proposals). In Wikipedia, "RFP" may refer to Wikipedia:Requests for page protection or Wikipedia:Requests for permissions. A request for proposal (RFP) is a form of reverse auction that solicits a business proposal by an organisation interested in the procurement of a service or product from potential suppliers.[1] It is usuall
2007年10月12日 掲載 Alan Pelz-Sharpe /アラン・ペルツ=シャープ 過去10年間、私の普段の仕事はたいていが、「リクエスト・フォー・インフォメーション(RFI=情報提供の依頼)」と「リクエスト・フォー・プロポーザル(RFP=提案の依頼)」、すなわち世界の多くの場所では単に「提案書」と呼ばれているものに関係してきた。自分でもRFIやRFPを書いてきたし、それを受けて反応する側に回ったこともある。はたまた、それらを評価したり、反応に基づいて決定を下したりする立場に立ったこともあった。 このプロセスはそもそも、ビジネスにおいて最もヤボで、あまり効果的でないプロセスと言えるだろう。しかし、それはそれとして、現状ほかに良い方法がないからには、まだしばらくの間は、このプロセスを使わなければならない。というわけで、今回の記事では、ウェブ・コンテンツマネジメントシステム(CMS)や
request for proposal / リクエスト・フォー・プロポーザル / 提案依頼書 / 提案要請書 / 入札依頼書 企業が情報システムやITサービスなどを調達する際に、発注先となるITベンダに具体的なシステム提案を行うよう要求すること、またはその調達要件などを取りまとめたシステム仕様書を指す。日本語では「提案依頼(書)」「提案要請(書)」「提案要求(書)」「提案要望(書)」「提案募集(書)」「入札依頼(書)」「見積依頼(書)」「提案書提出要請(書)」など、さまざまな訳が使われる。 ITベンダ側はRFPに基づいて大まかなシステム設計を行って提案書を作成し、ユーザー企業に提出する。ユーザー企業はその提案書を評価して、調達先の決定や契約の締結などを行うことになる。 RFPには決まった書式はないが、システムの「概要と目的」「必要な機能」「求められるシステム条件」「サービスレベル」「予算
ベンダーに自分の要求を伝えられるか?ベンダーの力を引き出せるか?妥当な金額で発注できるか?トラブルの芽は摘んであるか?それは“RFP(提案依頼書)の作り方”にかかっている。「プロジェクトが失敗したのは,ベンダー選びを間違えたから」。そんな苦い経験を繰り返さないための,“良いベンダーと出会う”技術を事例から明らかにする。 今度こそ良いベンダーと一緒にシステムを作りたい――そんな思いから,複数のベンダーに提案を募る開発案件が増えてきた。 学習塾の京進は,かつて馴染みのベンダーから納入されたシステムの品質が悪く,苦労した。この苦い経験から,5月に稼働させた「スクールワン顧客対応システム」では,ベンダー選定時に細心の注意を払った。この案件では,アプリケーション開発に加えて,全社システム基盤の整備も視野に入れていたため,絶対に失敗できなかった。 7社をピックアップし,RFPを発行して提案を募った。担
先日,この欄で「異論・反論『RFPの作り方』」を書いた。ユーザー企業が,RFP(Request for Proposal)を作る上でどのような試行錯誤をしているか,という内容である。ところで,RFPを受けてベンダーが作成する提案書の方もいろいろである。 ユーザーがRFPを作成して提案を募ったり,相見積もりを取ったりするようになってきたので,それに伴いベンダーもきちんとした提案書を書き,コンペを前提としたプレゼンテーションをする機会が増えている。その結果,一つの提案書に割ける時間が限られるようになり,ベンダー担当者はどうやって効率よく中身の濃い提案書を作れば良いか苦心している。 手間ヒマをかけた提案書には説得力がある。これまで見た中で感心したのは,ある教育機関が作成したRFPに基づく提案書。利用者が実際に使う画面とその遷移のモックアップを,HTMLを使いスクラッチで作成してあった。私が見ても
ディザスタリカバリ・システムを構築するに当たっては,そのRPOとRTOを明確にすることが第一。そのうえで,アプリケーションやデータベース,ストレージなど,どの層でデータを連携させるかといったアーキテクチャを適切に選びたい。 災害時にもビジネスを継続するためには,リモートサイトにデータをバックアップするディザスタリカバリ・システムを構築する必要がある。Part4では,ディザスタリカバリ・システムの要件定義で考慮すべきRPO(Recovery Point Objective)とRTO(Recovery Time Objective),およびディザスタリカバリのアーキテクチャについて解説する。 まずはRPOとRTOを明確にする ディザスタリカバリ・システムでは,災害発生時にデータを回復してシステムを再開させる。そこで求められるRPOやRTOは,システムの特性により様々である。 ディザスタリカバリ
2004/8/17 「ディザスタ・リカバリ(DR)のシステムを作るだけで満足するユーザー企業やベンダが多すぎる」。7月にDRの構築支援サービスを発表したベリタスソフトウェアの代表取締役社長 木村裕之氏は、DRをめぐる問題点をこう指摘する。「DRは企業のビジネス・プロセスを把握し、システムの全体最適を考えて守るべきデータのプライオリティをつけないといけない」というのが木村氏の考え。ありもののDRパッケージを導入するだけでは本当に効果があるDRを構築することは不可能と訴える。 ベリタスが始めたDRの構築支援サービスは、コンサルティングファームと協力し、企業の具体的なシステムの現状分析から製品、サービスの導入、その後の保守までを提供する内容。「経営の視点からDRをとらえて企業のビジネスの継続性を保障する」(木村氏)というのがアピールポイントだ。 ベリタスがDRの構築支援サービスを始める背景には、
ディザスタリカバリ・システムの構築を検討するとき、そこに大きく立ちふさがるのはコストの問題である。前編では技術的側面から“データ損失ゼロ”を実現する日立のディザスタリカバリ・ソリューションを見てきたが、無駄のないデータバックアップ体制を確立するには、現行システムのストレージを整理し、長距離バックアップのために大容量の通信回線を用意しなければならない。中でも負荷のかかるのがシステムインテグレーションのプロセスである。この点について、日立製作所 丸山剛男氏は次のように語る。 「企業内に分散した、データバックアップが必要なシステムを調べあげ、それらをどう統合するか検討し、ハードウェアの容量を見積もり、実際に移行する。このように、どうしても多くの作業が発生してしまいます。つまり物理的なコストはもちろん、人的リソースにかかるコストも大きいので、多くの企業はディザスタリカバリを実行したくても二の足を踏
ユーザーの要件定義があいまいでシステム開発中も修正に次ぐ修正。プロジェクトは大幅に遅れて、予算が超過。しわ寄せは下請け、孫請けへ。デスマーチ……。新3Kともいわれるこんな日本のIT業界が2009年4月に大きく変わるかもしれない。そのきっかけとなるのが「工事進行基準」の原則義務付けだ。 【関連記事】 工事進行基準を分かりやすく解説してみよう【基本編】 工事進行基準を分かりやすく解説してみよう【対応編】 工事進行基準(用語解説)とは会計基準の変更によって2009年4月にシステム・インテグレータ(SIer)など受注ソフトウェア開発業に原則として義務付けられる収益の計上方法。開発期間中にその売り上げと原価(費用)を、工事(ソフトウェア開発、システム開発)の進捗度に応じて、分散して計上する仕組みだ。 これまでSIerは、工事進行基準ではなく、開発終了時に売り上げと原価を一括計上できる「工事完成基準」
転職における最初の「難関」が職務経歴書の作成だ。その仕上がりが転職の成功・失敗を分けるといっても過言ではない。この連載では毎回1つの職務経歴書を取り上げ、キャリアコンサルタントのアドバイスに従って改良する。優れた職務経歴書で、自分を企業に売り込め! 転職によって何を実現したいかは、人によって異なります。 これまでの経験を活用してレベルアップを図ろうという人から、今後はキャリアの方向を変えたいという人、さらにはまったく新しい業界に転職したいと考える人まで、目的はそれぞれかと思います。 職務経歴書を添削しながら、目的に沿った書類の作成方法を紹介する本連載。第3回に当たる今回は、システム運用からネットワーク・サーバ関連にキャリアを変更したITエンジニアのケースを題材に、特定分野をアピールするための職務経歴書作成のポイントを解説します。 関谷さんが、転職活動を始めたきっかけ 関谷さん(仮名・27歳
新人を迎える準備をする――魚を与えず釣り方を教える 堀内浩二 2008/3/28 こんにちは。堀内浩二です。 「堀内さんには想像もつかないと思いますよ」 と、某企業の人事部で新卒の採用を担当しているAさん。 「何がですか?」 「いまの新卒にはわれわれの常識が通用しないってことが。何しろ……」 この後いろいろな「新人はわれわれと違う」話が続きます。確かにわたしは新社会人との接点はないのですが、Aさんと同じ立場の方から同じ話をいろいろと伺っています。 そこで今回は「新人を迎える準備」について考えてみたいと思います。とはいえ、今年の新人諸君のタイプがどうこうという話ではありません。あくまでも上司としての「自分戦略を考えるヒント」という文脈で。 ■「新人」というロードテスト 新卒の後輩を迎えることを「ロードテスト(Load Test)」といっていた友人がいます。最初のうちは純粋な育成モードなので、
米国での関心としては民主党候補の熾烈な争いという文脈なのだが、ヒラリー・クリントンがぶちあげた経済政策について、ビル・エモット(Bill Emmott)元英エコノミスト誌編集長が28日付ワシントン・ポストに”Lessons From Japan's Malaise(日本沈滞からの教訓)”(参照)という興味深い反論の寄稿をしていた。クリントンは、日本の大手紙の社説の英訳でも読んだのか、「米経済は日本型停滞に陥るから財政出動あるべし」みたいなことを言ってしまったらしい。 エモットは、「極東ブログ: [書評]日本の選択」(参照)ではどちらかというと控えめなのだが、この件については、それは違うよということ声高に言っている。 で、その反論を読んでいると、当の日本人としては、ちょっと花見酒にはよさげなやけくそな気分になってきてしまった。というわけで、ちょっとご紹介。試訳も付けたけどご参考程度に。 話は
2008年03月30日07:45 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer To Be or Not to Be - 書評 - 限界自治夕張検証 梧桐書院代表取締役能登様より献本御礼。 限界自治夕張検証 女性記者が追った600日 読売新聞北海道支社夕張支局 404 Blog Not Found:日本はヤバくても、東京はヤバくないかも夕張市の赤字は360億円。これを住民数12,203人で割ると、295万円になる。無理矢理夕張市を再建するより、移住支援をした方が安上がりに思えるのは私だけだろうか。 読了後、この考えがますます正しいように思えるようになった。 本書「限界自治夕張検証」は、副題に「女性記者が追った600日」とあるように、読売新聞の酒井麻理子記者が、夕張市の財政再建団体の転落から、支社開設、そして今年1月1日付けで同記者が札幌に転勤になるまでの動きを、過去の夕張市の状況を振り返りなが
2008年03月31日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「希望は、戦争」?こちらをどうぞ! - 書評 - ルポ 貧困大国アメリカ たとえば「ワーキングプア」を読んで、日本が格差社会であると思っている方は、本書を読んでその認識を新たにせざるを得ないだろう。 ルポ 貧困大国アメリカ 堤未果 ソーシャルブックマークをお使いの方は、[これはひどい][これはすごい]タグのご準備を。 本書「ルポ 貧困大国アメリカ」は、超大国アメリカが、貧困の面でも超大国であることを克明に伝えた一冊。私はかの地に住んでいたこともあり、そこに行く回数も少なくないのである程度知っているつもりであったが、それが「つもり」でしかなかったことを改めて認識させられた。 目次 - 岩波新書 ルポ 貧困大国アメリカより プロローグ 第1章 貧困が生み出す肥満国民 新自由主義登場によって失われたアメリカの中流家庭
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