タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/t_yano (9)

  • 貧困大国アメリカ - 矢野勉のはてな日記

    読書弾さんも書評で取り上げていますが、私もどこかでこのを知ってアマゾンで即購入、届いてすぐに読みました。ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)作者: 堤未果出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/01メディア: 新書これはみんなに読んでほしいですよほんとに。格差社会がどうこう言っている今の状態なんてまだ全然生温いってことをがよくわかります。アメリカの社会保障制度が著しく弱いことはいままでもいろんなところで言われているので、なんとなく聞いたことのある人も多いと思いますが、以下のようなことが日で行われたらって現実を想像してみてください。国民健康保険制度廃止。各自で民間の保険会社の医療保険に加入することになる(自由化)低所得者層への配給チケット配布(低所得者層支援)自衛隊の高校での人員募集強化(自由化)自衛隊支援活動への派遣解禁(民営化)地震や津波などの災害支援プロジ

  • 花粉症の人に私のお勧めする対策 - 矢野勉のはてな日記

    雑談私はかなりの花粉症なのでひどいと鼻から水のように流れ出るのでかなり真剣に対策を検討したところ、数年前からこの薬を飲んで、かなり快適です。クラシエ 漢方小青竜湯エキス錠 180錠出版社/メーカー: クラシエ薬品メディア: ヘルスケア&ケア用品漢方薬です。小青竜湯はかなり歴史ある漢方薬でうすい鼻水を止める効果があるとのことで、実際にはアレルギー用の薬ではありません。というか漢方は対症療法ではないので、「アレルギー用」という薬はたぶんないんじゃないかな。 これは数年前にたまたま花粉症がつらくて入ったお店が漢方薬局で、間違えたと思って出ようと思ったのだけどとりあえず「花粉症でつらいので鼻の薬がほしい」といったら出てきたもの。説明によると、効かない人にはほとんど効かないそうです。逆に効く人にはとても効く。あと、風邪を引いたりとか体調自体が悪いときは全く効かないそうな。これは私も実体験してます。花

  • プログラマなら人月なんかさっさと超えろ - 矢野勉のはてな日記

    Java, プログラミングノリノリで書いてみる。 人月というのは「人月の神話」以来、現場の技術者にとっては「お金の計算にしか使えない単位」なのですが、発注者側に分かりやすいということでいまでも大はやりしています。というか受注者側もまじめにこの単位で計算しています。 そしてJavaの世界というのは、私のようにJavaが大好きだからやってる、という人間はすごく少数派で、「そろそろJavaでもやっとくか」「Strutsの使い方覚えたからもういいか」「できればJavaなんかいじりたくないなー。俺も早くプログラマに『これやっといて』って言えるようになりたい」という人のほうが多いのが実情なんですね。その点Rubyの世界は、今は「好きだからやってる」人が圧倒的でしょう。プログラム能力の高いJavaプログラマを探すのは、プログラム能力の高いRubyプログラマを探すよりずっと大変だろうと思う。 Javaの世

  • 氷河期時代とバブル崩壊時代に生きた世代として考えること - 矢野勉のはてな日記

  • 大学と幻想と不平等について - 矢野勉のはてな日記

    雑談odzさんのこの記事http://d.hatena.ne.jp/odz/20070825/1188043605をきっかけにして始まった議論に参加してみる。あと、この記事とそのコメント欄とかも参考文献。http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20070827#p1 無論大学進学のために何百万も借金を抱えるのはばくちだし、適当に勉強して適当に大学に進学する人がいる一方で、学力があるのにお金の問題のために進学を諦めるケースもあって、それは不公平だと言えるでしょうね。 でも私は世の中は不公平なのが(残念ながら)まず前提としてあって、その不公平な状況にあってもはい登れる道筋がある、ということが重要だと思ってる。世の中は不公平だ。でもリスクを負うならばそこから抜け出す道はある、ということが重要なんだと。その選択肢を選べる可能性をゼロにしない、というのが重要。そういう意味で、今

  • 増田総務相は別に悪くなくて悪いのはIT業界のほうだよね - 矢野勉のはてな日記

    開発自戒を込めてエントリにしておきます。 なんかこのブクマで「総務相プギャー」というブクマコメが爆発しているようなので書いておくと、増田総務相は別にわるくないでしょ。だって彼は単に事実を言っただけだもの。今回は顧客側でもあるし。発注したら実際にそんだけ請求されちゃうんだから。 国のシステムとなるとたぶん大手のSI事業者に頼むのだろうけど、このシステムを大手SI事業者に頼んだら、たぶん要件定義だけで半年は余裕で使うし、下請けへの支払いと自分のマージンとその他もろもろ考えると、数億かかるのもほんとでしょう。 私もこの記事読んだときはプッという感じではあったのですが、すぐあとに結局この発言にプギャーとかいうのは技術者としては「そんなに必要ないのにそれが必要なこの業界への自嘲」なのであって、増田総務相が変なことをいってるわけではないということに気がついた。自爆してるだけだな私、と思った。そんなに金

  • 蓄積されていく文化 - 矢野勉のはてな日記

    雑談古文とかって、もし知らなくても今後の人生でなにか損をするかっていうと、はっきりいって全く損することはないと思うところはある。でも知ってるとなにかが豊かになる気はする。得するわけでもなく、豊かになる。でも好き嫌い損得今後持ってないとやばいかどうか、有限時間で学ぶものの取捨選択となると捨ててもいいものでもあるんだよね。でも知ってると豊かにはなるんだよ。こういう教養って今後どうなるんだろうね。 たとえば最近「女の子のかわいーっというのは『いとをかし』ってことなんだよ」みたいなのが匿名ダイアリーにあったけど、私はこの記事の内容自体よりも、「現代版をかし=かわいい」なんてことを、ただの雑文に書けるってことがすごいと思ったんだ。これってほぼみんなが清少納言を知ってるって前提があるからこそ書ける話なんだよ。こういうのが文化ってことじゃないのかな。 あとこの、徒然草を2ちゃんねる語訳しちゃうという遊び

  • 小さいとスリムと。 - 矢野勉のはてな日記

    開発, プログラミング大規模システムがなぜ大規模なのかといえば、要求事項が多いからこそである。要求をシェイプアップするのも大事で筋肉質なシステムにすることは全くもって正しいと言えるが、じゃぁ大規模システムが3人ぐらいで3か月で作るような小規模システムになるかと言うとならない。肥満か筋肉質か、という話と大きいか小さいかという話を混同してはならない。 ネズミかゾウかではなくて、肥満か筋肉質かだろう - プログラマーの脳みそわりと勘違いしがちなポイントだと思ったのでメモ。大規模システムが無意味にでかいのはもちろん問題なのですけど、大規模システムがなんででかいかというと、でかいからなんですよね。でかいもんが小さくなったりしない*1。スリムにすることはできるけど。 関連して思ったけど、大規模システムの場合、ある一定規模を超えるとわざと規模をでかくする。つまり分割して個々を小さくする。それぞれをなんら

  • 「泥のように働く」の元々の話がIPA討論会での意味合いと全然違っている - 矢野勉のはてな日記

    雑談, メモ追記:同じ話に関連してもう一つブログ記事を書きました。IPA討論会の現場が@ITの記事と全然違っている - 矢野勉のはてな日記 ついったー経由で教えてもらったので報告かつ個人用メモのためにブログに書いておきます。 「10年は泥のように働け」「無理です」――今年も学生と経営者が討論 − @IT この記事で一躍有名になって「無理です」というのが流行っている「泥のように働け」の語源ですが、文中にあるように伊藤忠商事の取締役会長 丹羽宇一郎氏の言葉ですね。 で、その言葉が下記リンク先に載っています。まず入社して十年間は泥のように働いてもらう。はい上がる気力や苦しい時に周囲を思いやる気持ちを育てるには、どん底に突き落とすしかない。入社4年までに全員を海外に研修に出す。海外の若者がどれだけハングリーに働いているかを見てきてほしい。まず入社して十年間は泥のように働いてもらう――丹羽宇一郎さ

  • 1