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2012年1月7日のブックマーク (2件)

  • プログラマなら「ご冥福をお祈りいたします」を気軽に使うな

    近年、有名人などが亡くなった際に、亡くなった方の属する宗教・宗派が分からないのに、気軽に「ご冥福をお祈りいたします」というフレーズを掲示板やコメント欄などに書き込む人が多い。 ぶっちゃけ、よく怖くないな、と思う。「ご冥福」というのは、単純に考えれば「冥土での幸福」ということなのだから、「冥土」が定義されていない宗教では未定義になる。あるいは、「冥福」より広く解釈して「死後の幸福」という意味で使ったとしても、「死後は必ず幸せになれる」という教義の宗教の場合は、心配しなくてもいいことを祈っていることになる。空文と同じだ。 というわけで、未定義エラーまたは空文になる可能性の高い「ご冥福をお祈りいたします」という言葉は、慎重なプログラマなら避けるべき言葉である。「ご冥福」などという教義依存(環境依存)な言葉を持ちださなくとも、「謹んでお悔やみ申し上げます。」に言い換えれば良いだけの話だ。 プログラ

    プログラマなら「ご冥福をお祈りいたします」を気軽に使うな
  • インドの認めたくない現実

    最初に注意事項です。下記の話は「たった3人」に聞いた話です。統計的な意味はまったくありません。念のため。 昨年末、インドのハイデラバードに行きました。そこで3人の学生と話す機会がありました。そして驚きました。なんと彼ら3人が揃いも揃ってVimユーザだったのです。 こう聞くと、なんだインド人のITスキルは凄いと聞いていたけれど、実はIT後進国なんだね可愛そうに、と思うかもしれません。 その認識は間違いです。インドの他の都市はともかくハイデラバードはIT先進都市です。Vim使いの学生たちのレベルも日のトップ高の学生に引けを取りません。彼らはHadoopを使うプロジェクトに従事しています。Amazon EC2も使いこなしています。単なるツールの使い手というだけではありません。たとえばSVM、DHT、HMMなどの略語が説明なしで学生に通じます。略語は順にサポートベクタマシン、分散ハッシュテーブル