米カリフォルニア大サンディエゴ校ジェイコブズ・スクール・オブ・エンジニアリングで、火星の土を再現した土を圧縮して製造されたれんが(2016年撮影、同校提供)。(c)AFP/Jacobs School of Engineering at the University of California at San Diego/David BAILLOT 【4月28日 AFP】火星での植民地建設を想定し、火星の土壌を再現した人工の土から小さなれんがを製造することに成功したとの研究結果が27日、発表された。土を特定の方法で圧縮するだけで赤れんがを製造でき、別の材料を添加する必要も、焼き固める必要もないという。 構造工学者らからなるチームは、米航空宇宙局(NASA)が火星の土壌を再現してつくった土砂の混合物を高圧で圧縮すると、鉄筋コンクリートよりも強い構造になることを偶然に発見。この方法で、厚さ3ミリの
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