beautiful city... beautiful city..... さよならさ 池袋の楼上… 上海蟹食べたい!と言うことで、中国現地度の高い店が日に日に増える池袋にやって来た。 とにかく鬱陶しい道端の黒服キャッチ集団を無表情で回避し、猥雑な北部池袋を歩く。池袋ウェストゲートパークならぬ、池袋ノースチャイナタウンである。ロサ会館の手前のあたりの小さな雑居ビルの3階に上海蟹が待っている。エレベーターに乗り込む。 大沪邨と書いて、だうつん。いい響きである。だう、これは力強く、つん、これは可愛らしくしまりが良い。一体どういう意味なのだろう。戸を開けるとほぼ満席で、なかなか賑わっていた。聞こえるのは快活な中国語ばかりで、どうやら、中国の人たちが多いようだ。席につくと、やはり中国系と思われる店員がメニューを持って来て、予約?蟹?と聞いてきたので、蟹です!と告げると、店員は店の奥に去っていった。