今約300m付近、東京タワーが目の高さにあるわ。 ちなみに今ワイらが住んどる高度0kmから11kmまでを対流圏と言う。 対流圏の中でも摩擦の抵抗を受ける高度0kmから1kmまでを大気境界層、 高度1kmから11kmまでを自由大気と呼ぶんやで。 なぜ”対流”圏かというと、その名前の通りこの領域では対流活動(風が吹きまくること)が起こるからや。 台風、低気圧、ジェット気流などワイらの生活に直結する気象現象のほとんどはこの領域で起こっとるんやで。 3000m付近まで来たわ、富士山に雲がかかっとるのが見えるンゴ…… 対流圏では高度が1km上がるごとに気温が約6.5℃下がることで知られとるんやけど、それはあくまで相対湿度が100%の時の話や。 相対湿度100%以下の領域において気温が下がる割合は乾燥断熱減率と呼ばれるもので決定するんや。 だいたい1kmの上昇で10℃くらい下がるで。 逆に相対湿度1