一般的に、現在実行されているプロセスを知るためには「ps」コマンドを利用する。ここでは「ps aux」で表示される各項目の意味を解説していこう。 USER PID %CPU %MEM SIZE RSS TTY STAT START TIME COMMAND xxxx 4542 0.0 1.3 1296 672 p0 S 10:19 0:00 -bash nobody 453 0.0 1.4 1664 630 ? S 11:37 0:00 httpd
例えば subversion サーバを設定するとき、subversion グループを作成する。 % sudo groupadd subversion ここで、作成したグループをユーザーに追加するのに、決して usermod -G を使ってはいけない。 % sudo usermod -G subversion user # ダメ! 「確かに」これでユーザーは subversion グループに設定できる。だが誤った使い方である。何がいけないか。 既に設定されていた他のグループの設定が全部飛ぶのだ! 特に怖いのが、個人でUbuntuを使っている場合に唯一のユーザである本人が admin グループから外れること。 不具合に気がついて vigr で修正しようにも、sudo が利かない! もちろんリカバリーモードで復旧は可能*1だし(/etc/group- というバックアップファイルが作られるようだ)
特定のホストへのルートを確認するコマンドといえば、tracerouteコマンドだ。 今回は、そんなtracerouteコマンドで覚えておきたい使い方についてまとめてみる事にした。 1.基本的な使い方 tracerouteコマンドは、基本的には以下のように実行し、そのホストに至るまでの経路(どこのルーターを通っているか等)を確認出来る。 デフォルトでは、UDPプロトコルを利用して通信確認を行う。 traceroute 対象ホスト(ホスト名・IPアドレス) tracerouteコマンドでは、対象のホストに向けてTTLを1づつ足して通信確認を行っている。 そのため、通信の途中で傷害が発生していたとしても、どこの経路で発生しているのかがわかるようになっている。 動作のより詳しい解説については、こちらのサイトが記述してくれている。 2.使用するプロトコル・ポートを変更する デフォルトではUDPプロト
あまり知らない環境で作業をする際、LAN内で稼働しているマシンの一覧が欲しくなる事もあるだろう。 そんなときに便利なのが、今回紹介する『arp-scan』コマンドだ。 このコマンドを実行することで、同じネットワークに所属して動作しているマシンのIPアドレスとMACアドレスの一覧を取得することができる。 1.インストール まずはインストールから。 インターネットに接続している環境であれば、以下のコマンドを実行するだけだ。 Debian/Ubuntuの場合 apt-get install arp-scan RHEL系の場合 yum install arp-scan ソースからコンパイルする場合は、前提となるpcapなどをインストールした上で、以下のようにコマンドを実行する。 git clone https://github.com/royhills/arp-scan.git cd arp-sc
Hello, I’m Kristof, a human being like you, and an easy to work with, friendly guy. I've been a programmer, a consultant, CIO in startups, head of software development in government, and built two software companies. Some days I’m coding Golang in the guts of a system and other days I'm wearing a suit to help clients with their DevOps practices. A little collection of cool unix terminal/console/cu
既に有名な話ですが、CentOS 7およびRed Hat Enterprise Linux 7からはifconfigコマンドやnetstatコマンドが非推奨となり、デフォルトインストールすらされなくなりました。代替として、ifconfigコマンドはipコマンド、netstatコマンドはssコマンドが用意されています。 というわけでさっそくssコマンドを試していたのですが、明らかに動きがおかしなところがあり、少し調べてみました。 そして、「netstatコマンドの代替と思って安易にssコマンドを使うと、これは痛い目に遭うな……」ということが分かったので、不幸になる人を少なくするためにこのエントリを書きました。 概要 結論から先に言うと、CentOS 7/ RHEL 7のssコマンドには「UDPの開放ポートがTCPと報告される」というひどいバグがあり、使うべきではありません。 また、ssコマン
これはちゃんとチェックしておかないとなぁ。 Deprecated Linux networking commands and their replacements « Doug Vitale Tech Blog ==== この記事で詳しく説明する非推奨のLinuxネットワークコマンドは:arp, ifconfig, iptunnel, iwconfig, nameif, netstat, route である。iwconfig以外の コマンドは、net-toolsパッケージという、数年間メンテナンスされていないパッケージに含まれている。これらのユーティリティによって提供される機能は、新しいipコマンドを主に使うiproute2 スイートで再提供され、改善され続けている。iproute2ソフトウェアのコードとドキュメントは、Kernel.orgとLinux Foundationで見ることができ
斎藤です。こんにちは。 今日は、デーモンの起動・終了に際してはserviceコマンドを使った方がいいよ、というお話です。 ※CentOS 6.4 (x86_64) でテストしています。尚、特記がある所を除きます。 デーモンの起動・終了には大きく2手 Linux、特にRedHat, CentOS, Fedora, Ubuntu[1]などでは、デーモンの起動・終了の制御の際に、大きく分けて次の2つの方法を用いる事ができます。 "/etc/init.d/"配下のスクリプト(以下、スクリプト)を直接実行する "service"コマンドを実行する 一見、同じ事をやっているように思えるのですが、実は違う部分があります。それは、起動スクリプトが扱う環境変数が違うのです。次の節で、検証してみます。 扱う環境変数が違う スクリプトを直接実行する場合は、実行時の際の環境変数をそのまま利用します。一方、serv
locate [-d path] [--database=path] [--help] pattern...
Mac(BSD 系) とGNU Linux の間では実装が異なるコマンドがあります。例えばmv。 GNU Linux のmv -t オプションでターゲットディレクトリを指定できる これは、xargs とコンボする際に必要。例えば、数字をファイル名に含むファイルをroutine に移動した場合。 $ ls -p | egrep "[[:digit:]]" | grep -v "/" | xargs mv -t routine Mac のmv Mac のmv には-t オプションがない なので、こうなる。 $ ls -p | egrep "[[:digit:]]" | grep -v "/" | xargs mv -t routine mv: illegal option -- t ls, find とmv はコンボしたいだろJK ( ゚д゚) $ ls -p | egrep "[[:digi
本サイトの目的は、「SOHOと個人が、ITを駆使して強く生き抜くことを援護する」ことにある。 本サイトへのリンクは自由。 Cybernetic Survival Network Windows XP/2000/Me/98 Mac OS 9/X対応 フリーソフトでデータを確実に 抹消・リカバリー! 大全 NORbert (本サイト管理人) 著 株式会社ソシム刊 本サイトのデータ抹消・復元ネタを発展させた本が出版されました。 この本のサポートサイトはこちらです 本書とWebサイトの内容で食い違っている点があれば、本の方が正しいです(徐々に、Webサイトの記事も追いつくようにするつもりですが)。執筆中にわかった情報も盛り込まれており、さらにWebサイトにはあまり書かれていない「まっとうなデータリカバリー」つまり読めないディスクや起動しないPCからのファイル退避、などの方法にも多くのページを割い
こんにちは。小川です。 今日はvimのコマンドでも紹介しようかなと思います。 僕はテキストエディタは大体vimを使っています。 執筆をしたときもvimでやっていましたし、PHPもvimで書いています。 vimって色々コマンドがあって便利ですよね。友達とvimのコマンドを教えあったりして、度々「こんな便利なコマンドがあるのか!」と驚かされます。 今日はそんなvimのコマンドの中から普段使っていて便利だなーと思うものをいくつか紹介していきます。 ちなみにShiftを押しながらのコマンドは、アルファベットキーの場合は大文字で表記します。 エンターやエスケープを押下する必要がある場合はエンターやエスケープと記述します。「:」ではじまるコマンドモードはエンターを押さないと意味がないので、そこは省略します。 同時押しは+でつなげて表記し、基本的には1文字ずつ順番に押下します。 ■ページ移動 「ggで」
主に新人向けとして、Unixサーバで作業をする際の注意点を書いておく。 ここに書いてある内容は絶対的なものではないし、会社や現場ごとにルールがあるので、適宜ルールに合わせて実践すれば良い。 ログを取れ 何をやったか、何をやらなかったか、というエビデンスのためにログは必ず残しておく。SSHクライアントによっては毎回自動的にログ取得する設定が可能なので、設定しておくと良いだろう。 作業後に問題が発生した場合に作業内容を確認するためにも使うため、必ずログは取得しておくこと。 (追記) 当たり前だが、コマンドとその出力をペアで取ることに意味がある。 set -x (set verbose) しろ ログを取得しても、コマンドラインを編集した際には以下のように非常に見づらいものとなってしまう。(がんばれば解析することは出来るが…) ESC[0mESC[27mESC[24mESC[JESC[1myasu
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