オバマが見せた3つの顔 この1カ月ほど、バラク・オバマ米大統領は外交面でポリアンナ(『愛少女ポリアンナ物語』のあの主人公だ)、俳優ジョン・ウェイン、そしてヘンリー・キッシンジャー元国務長官のように振る舞っているとして非難を浴びてきた。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がクリミア半島を実効支配下に置いて以来、米議会保守派はオバマをポリアンナのようだと批判してきた。どんな人間にもいいところを探そうとするお人よしで、殺伐とした厳しい現実の世界をわかっていないというのだ。 一方、リベラル派はオバマを、ジョン・ウェイン気取りの自分勝手な正義漢だと批判する。アメリカに害を及ぼしたか、害を及ぼす可能性がある人物が見つかると、すぐに無人機によるピンポイント攻撃を命じて、テロリストだけでなく一般市民も大勢殺してきたというのだ。 さらにオバマは右派と左派の両方から、キッシンジャーのように超現実的で、シリア
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