URLを打ち誤ったら…昔はHサイト、いまは詐欺サイト (須藤 慎一=ライター) 記憶を頼りにブラウザのアドレス欄にURLを打ち込んだら、「思ったのと異なるサイトが表示されてびっくり」という経験をした人は多いだろう。 検索エンジンのgoo(goo.ne.jp、当時はNTT-Xが運営)が、よく似たドメイン名goo.co.jpを先使用していた企業を訴えた裁判の控訴審判決が2002年に出た。先使用していたとしても、後発の著名サービスと誤認させ利益を得る行為は不正で、goo.co.jpをgooに移転することが適当という判決だった。goo.co.jp側が最高裁へ上告しなかったので判決が確定した。現在は、gooの運営をNTT-Xから引き継いだNTTレゾナントがgoo.co.jpのドメイン名を持っている(サイトは存在しない)。 当時は、goo.co.jpと打ち込むとアダルト系サイトが表示されるよう