今年(2013年)4月、佐賀県武雄市でTSUTAYAの親会社により管理運営される公共図書館がオープンしたことは大きな話題を呼んだが、今、図書館のあり方は世界各地で見直されようとしている。例えばフランス国立図書館は、google booksの電子化攻勢に対抗しようと自前のデジタルアーカイブ「Gallica」を構築したほか、所蔵する画像資料の公開を目的として、facebookやpinterestなどといったソーシャルメディアを積極的に活用している。一方、わが国の国立国会図書館は、歴史的音源へオンライン上からアクセスできる特設サイトを公開し、東郷平八郎の演説などといった貴重な音声資料をアップロードした。さらに、今月17日武庫川女子大学の付属図書館がリニューアルオープンし、学生の意見を受けて談話や飲食が可能なスペースが設けられたことは大きな話題を呼んだ。 変わりつつある公共図書館のあり方を考える糸
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