「リケジョ」家族が回避=19年版男女参画白書 2019年06月14日08時54分 政府は14日午前の閣議で、2019年版の男女共同参画白書を決定した。「女性の教育」を特集し、大学での理工系分野の女性割合がいまだ低い現状を紹介。女子が理系を回避する原因について、学力不足ではなく、家族の意向が影響していると分析した。 18年度の大学生に占める女子の割合を専攻分野別にみると、医学・歯学が35.2%、理学が27.8%、工学は15.0%にとどまった。研究者の大半を占める理学・工学研究者の女性割合も、大学などの研究機関が12.6%、企業が8.1%で、「諸外国と比べると低い水準」と認めた。 日本の女子の数学、科学の成績は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の男子平均を上回る。白書では、満足できる進路選択ができなかった人のうち、家族の反対を理由に挙げた女性は17.3%で、男性より7.3ポイント高かったと指
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