結婚するカップルのうち、夫が妻の名字に変える割合は約4%。 現在の日本では夫婦別姓を選択することはできず、必ずどちらかの名字に変更する必要があります。「選ぶのはどちらの姓でもいい」という決まりですが、実際には9割以上の女性が名字を変更しています。 両者とも名字を変えたくないカップル、どうなってしまうの? 名字を変えるということは、煩雑な手続きを伴い、費用もかさみます。旧姓での仕事の実績がある場合には、名字が変わることでそのキャリアとの紐付けが難しくなってしまうこともありますし、通称名を使えるとしても不便や負担は決して少なくありません。 また、名字を自分のアイデンティティの一部と捉えている人も多く、そうした人にとって"名前を失う"ということは、精神的な苦痛も大きなものです。 「結婚後も名字を変えたくない」と感じる理由は人それぞれですし、もちろん、名前を変えることに抵抗のない人もいます。でも、