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2017年3月12日のブックマーク (2件)

  • 「日本画」という移動ルート。 村上春樹『騎士団長殺し』を美術で読み解く

    「日画」という移動ルート。 村上春樹『騎士団長殺し』を美術で読み解く2月24日、村上春樹の新刊長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)が発売された。長編作品としては、2010年に刊行された『1Q84 BOOK3』から実に7年ぶりとなった作は、肖像画家の「私」を主人公に、美術が大きな要素として全編を貫いている。その『騎士団長殺し』をインディペンデント・キュレーター、長谷川新が独自の視点で読み解く。(稿には物語の詳細に触れる箇所が含まれています) 文=長谷川新 村上春樹『騎士団長殺し』 「日画」をめぐる物語 村上春樹の新作『騎士団長殺し』は、《騎士団長殺し》という題名の「日画」をめぐる物語である。作には、これまで村上が執拗に登場させ続けたプロット、モチーフが改めて繰り返し登場しているが(との離婚、霊性を帯びた少女、井戸、戦争、生き霊、謎の超常的存在など)、この「日画」はそのなかでも異

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    ykkykym
    ykkykym 2017/03/12
  • 福島県で暮らし、見つめるメディアの過去、現在、未来。 竹内公太インタビュー

    福島県で暮らし、見つめるメディアの過去、現在、未来。 竹内公太インタビューメディアの性質に着目しながら、近代史や個人の記憶をテーマとした作品を発表している、1982年生まれの竹内公太。東日大震災による事故後に東京電力福島第一原子力発電所の作業員として勤務した後、発電所内のライブカメラを指差す姿が話題となった「指差し作業員」についての展覧会を開催し、注目を集めた。SNOW Contemporary(東京・六木)で3月4日まで開催された個展「写真は石碑を石にする、それでも人は」にあたり、出品作やこれまでの活動について聞いた。 《石碑を二度撮る》より 107p300 四倉魚市場記念碑 左:竹内公太 右:斎藤伊知郎撮影写真 ──開催中の展覧会「写真は石碑を石にする、それでも人は」では、活動拠点である福島県いわき市にある石碑を題材とした作品を発表されています。まずは、今回の展示作品《変身》(20

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