「表現の不自由展、その後」少女像展示で混乱 あいちトリエンナーレ「企画展の予算10億円」情報はミスリード 8月1日に始まった「あいちトリエンナーレ2019」。開催概要によると、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭で、4回目となる今回は、国内外から90組以上のアーティストを迎え、現代美術展のほか、音楽プログラムなどが名古屋市と豊田市の4つのエリアで開催されている。 そのうち、企画展「表現の不自由展、その後」で、慰安婦問題を象徴する少女像などを展示したことをめぐり、議論が過熱。脅迫めいたFAXやメールが数多く届き、実行委員会トップの大村秀章・愛知県知事は、開催3日目にして同企画展の中止を決断した。 中止の是非をめぐる議論が広がる中、SNS上には、中止となった企画展に関する「予算」についての投稿も目立つ。愛知県や名古屋市が費用負担して開催されるという性質上「多額の税金」