趣味は園芸。家の前を季節の花々で飾っており、ご近所さんから好評を得ている。お宝は父が遺したもの。父は大の骨董好きで、生前家には数えきれないほどの骨董があった。しかし父以外は誰も興味がなく邪魔だと思っていたため、没後すぐに骨董商を呼んで売り払った。今回のお宝は唯一売らずに残したもので、元々40年程前、父がフランス旅行した際に蚤の市で発見。何度か通ってようやく譲ってもらった物と聞いている。何となく気に入っていたので手放さなかったのだが、ひょっとすると珍しくて高価なものかもしれないと期待している。 これは発見。フジタは同じものを5~6点作ったと言われている。おそらく1925年頃のパリ時代。この頃というのはフジタが最もパリを中心にヨーロッパで人気が高まった時代で、その時代に作られたものという意味での付加価値も高い。やはりポイントはテーブルの上のモチーフ。愛用していた眼鏡、万年筆、パイプ、懐中時計な