右翼勢力の脅迫で日本国内での展示が中断された慰安婦少女像作品と関連し、検証委員会が「(展示中断は)表現の自由に対する不当な制限に該当しない」と結論付け、事実上の「セルフ免罪符」を与えた。 25日の朝日新聞などによると、少女像を日本で展示した「表現の不自由展、その後」の中断問題を扱うため愛知県が構成した検証委員会は、展示中断決定の背景について「危機管理上正当な理由に基づく」ものとの意向を明らかにした。 名古屋テレビも検証委員会の判断内容を報道し、展示中断決定が「表現の自由に対する不当な制限に該当しない」と判断したと伝えた。検証委はこの日愛知県庁で開かれた会議でこうした内容の中間報告書をまとめた。 その上で検証委は、少女像など展示物に対し「作家の制作意図などに照らしてみれば展示すること自体は問題がない」としながらも「ただし『政治性を認めた中で偏らない説明』が必要だとし「キューレーション(企画・