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cornellに関するykkykymのブックマーク (3)

  • 日本におけるジョゼフ・コーネルの受容 | 私たちは20世紀に生まれた

    一昨日の土曜日、5月11日は特別な一日になった。よく晴れた朝、早々と家を出て佐倉のDIC川村記念美術館へ赴く。 開催中の「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」展を観るのは実にこれが四度目だ。同展には拙コレクションからもささやかな資料を十点ほど出品しており、カタログの編集作業の一端も担っている(まだ校閲のさなかである)ので、純粋な鑑賞の悦びに徹する来訪者というわけではないが、それでも一堂に会したコーネル作品を仔細に眺める愉しみは何物にも代えがたい。 午後一時半からこの美術館のレクチャー・ルームで横田茂さんの講演会がある。言うまでもないが、横田さんは日におけるジョゼフ・コーネルの紹介者として大きな足跡を残されている。自らの画廊(まず日橋の雅陶堂ギャラリー、のちに竹芝の横田茂ギャラリー)でコーネル展を何度も催し、多くの作品を国内の美術館や蒐集家のもとにもたらした。 とりわけ1978

    日本におけるジョゼフ・コーネルの受容 | 私たちは20世紀に生まれた
  • (美の履歴書:597)「無題(ホテル:太陽の箱)」 ジョゼフ・コーネル 神秘世界、形作るのは:朝日新聞デジタル

    太陽は、しまっておいたアンチョビの缶詰のふたを使おうか。太陽の周りには茶色い正円を描き、古書から見つけた星座の切り抜きを貼るとしよう。仕上げは箱に白い塗料を塗って、オーブンで焼くか天日にさらすかして、はがれやひび割れを作る。そう、「とにかく古めかしい感じにする」のが大事なのだから――。 ジョゼフ…

    (美の履歴書:597)「無題(ホテル:太陽の箱)」 ジョゼフ・コーネル 神秘世界、形作るのは:朝日新聞デジタル
  • 蒐集家ジョゼフ・コーネル | 私たちは20世紀に生まれた

    今週の月曜日、たまたま隣町のスーパーまで出かけ、眼鏡店に用事があるという家人と別行動をとり、時間潰しに立ち寄った書店の雑誌コーナーで集英社の季刊誌『kotoba』(2017年冬号)が目に留まった。表紙には「蒐集家の悦楽」と大書され、特集にふさわしく、荒俣宏、鹿島茂、みうらじゅんといった「いかにも」な面々が寄稿者に名を連ねている。 このほか、小林康夫がベンヤミンの「パッサージュ論」における蒐集行為の探求を、奥大三郎が昆虫採集と分類学の発達を、石毛直道が「みんぱく(国立民族学博物館)」のコレクション形成史を、石黒敬章が実父から引き継いだ古写真蒐集の愉しみを、といった塩梅で、それぞれ適材適所に蒐集道の奥義を開陳している。この巻頭特集とは別枠ながら、切手蒐集をめぐる四方田犬彦の連載も、なかなか面白く読ませる。 コレクターの端くれである小生にはどの文章も興味深く、同時に身につまされる思いがした。蒐

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