私立ルネサンス高校は27日、スマートフォンを使った学習プログラム「スマートフォン×デジタル教科書」プロジェクトを開始した。プロジェクトにはケータイの半導体や通信技術を手がけるクアルコム社が協力し、2200人の生徒全員にKDDIのスマートフォンを配布する。 生徒たちがスマートフォンで使う“教科書”は、高校側で制作した独自のWebサービス。学習できるのは英語や理科系科目などで、択一式のテストも受けられる。タッチ操作で問題に答え、音声を使ったヒアリング学習も可能。 発表会には、慶應義塾大学教授・中村伊知哉氏が登壇。官民連携事業「DiTT」(デジタル教科書教材協議会)事務局長の立場から、電子教育について講演した。「韓国では法律を整備し、2013年を目標に小学生に電子端末を与える予定」「ウルグアイでは現在すべての小学生が100ドルのインターネット端末を使っている」など、電子教育(ICT教育)の導入が
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