プロ・オーディオ機器では、TRSケーブルが必要になることがよくあります。TRSケーブルとは一体どういうもので、なぜ混乱を招きやすいのでしょうか?見て行きましょう。 TRSの文字は、Tip(チップ)、Ring(リング)そしてSleeve(スリーブ)を意味し、異なる信号を伝送する導体が接続されたジャック・プラグの部品を指します。TRSケーブルには、標準のギター・ケーブルの2本に対して、3本の導体があります。 ジャック・プラグの先端がTSジャックです。その名の通り、先端の尖った金属部分が「チップ」で、長い金属シャフトが「スリーブ」です。間にある黒いバンド(帯)が、2つの部分が相互にショートするのを防ぐための絶縁体になります。「リング」ではなく「バンド」と言ったことには意味があります。TSジャックを見て、黒い絶縁リングがTRSの「R」であると想像しがちですが、そうではありません。TRSジャックには
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