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ブックマーク / it-education.hatenablog.com (9)

  • EverLearning!

    2022年6月11日(土)〜12日(日)、静岡県三島市にある日大学三島高等学校・中学校(以下、日大三島)で「完全キャッシュレス」な文化祭が開催されるというお話を聞いて、遊びに行ってきました。コロナによる各種制限が多少収まってきた状況であったとはいえ、感染対策と人との距離には十分気をつけながら、この取り組みの意義や目的について現場の先生方にお話を伺ってきました。 ちなみに当方は、過去にKDDIに在籍した際にこの日大三島さんにauのLTEを利用できるiPad(WiFi+Cellularモデル)の初期導入を支援したSEであり、その頃から同校とはやりとりがあったのですが、今回の企画については一切の関与がなく、純粋に「お客さん」の一人として見学してきた感じです。(現在は私はKDDIを退職していますのでこの記事もステマとかではなく、純粋に面白かった、興味深かったことを綴っています) 文化祭に限らず学

    EverLearning!
  • 2021年の抱負 「一人1台」教育用コンピュータの主権を”学習者”に渡そう - EverLearning!

    年もよろしくお願いいたします。 新年の抱負をブログに年が明けたらすぐに書くと決めていたので、今回は手短に結論だけ。 今年の抱負はズバリ、表題の通りです。国が主導し、自治体が調達し、各学校に配備される一人1台の教育用コンピュータ。足元ではコロナウィルス感染の脅威が(新種の浸透も含め)益々広がっていますが、仮に特定の学校で休校、特定の学年・学級で学年閉鎖・学級閉鎖が起きてしまっても学習者の「学ぶ権利」「学ぶ意欲」をいかに守るかという点は当然として、日常期においても手元にあるICT機器が自身の学校生活を豊かにするための道具として使いたい時に、使いたい方法で使える、それを大人が不要に制限しないようにしたいと思っています。 この話をすると、必ず「理想論」とか「何かがあった時の責任論」が展開されます。が、ここではいちいち例は挙げませんが、そうした「大人たちの勝手な心配」が杞憂であった事例はたくさんあ

    2021年の抱負 「一人1台」教育用コンピュータの主権を”学習者”に渡そう - EverLearning!
  • 「教育用コンピュータ1人1台時代」にデジタル・シティズンシップ教育が必要な3つの理由 - EverLearning!

    年も大変お世話になりました。おそらくこれが今年最後の更新になると思いますので、この場を借りてご支援いただいた多くの方に御礼申し上げます。来年の抱負はまだ来年になってからどこかのタイミングで書きたいと思います。 さて、今年最後の更新は、書籍「デジタル・シティズンシップ:コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び」を読んだ感動を皆さんとシェアするための記事です。Amazonでの購入リンクを貼っておきますが、結論から言って教育ICTの領域に関心のある先生、保護者、そしてできれば教育学部で学んでいる学生の方や教育ICT領域で事業を行っている企業の方に広く読んで欲しい、今年一番(当方比)の良書です。AmazonではKindle版も販売されており、在庫に関係なく即読めますのでとにかく買ってください。 https://www.amazon.co.jp/dp/4272412590/ 書影はAmaz

    「教育用コンピュータ1人1台時代」にデジタル・シティズンシップ教育が必要な3つの理由 - EverLearning!
  • GIGAスクール構想で導入された端末の保守・運用・管理をどうするべきか - EverLearning!

    日は、GIGAスクール構想による教育用コンピュータ(以下、端末と書きます)端末の調達が各地で進むにつれて、今後大きな課題と話題になりそうな「導入した端末の保守・運用・管理」について書いてみたいと思います。 この領域は実は筆者が学校向けの端末導入支援で血反吐を吐きながら現場でスキルや知識を実際に活用して一定のノウハウを積み重ねてきた領域でもあるのですが、ブログではそうして得てきたノウハウをできるだけ公共の利益のために情報展開していくことを心がけています。今回は、おそらくベンダーさんがなかなか語ってくれない「保守・運用・管理」について、思い切って書いてみます。 当方の得意分野がブログの読者であればご存知のとおりiPadであることから、主軸はiPadにはなりますが、他のOSについても取り上げながら紹介してみようと思います。 そもそも保守・運用・管理とは何か? 学校に納入された後の端末は「誰

    GIGAスクール構想で導入された端末の保守・運用・管理をどうするべきか - EverLearning!
    ymiwa
    ymiwa 2020/10/17
    “学校に納入された後の端末は「誰」が面倒を見るべきなのか?”
  • GIGAスクール構想(学校PC一人一台)成功に向け、SE時代に配慮していたことを公開してみる - EverLearning!

    当方は以前、教育機関向けのICT導入を支援するSEとして動いていました。GIGAスクール構想の実現に向けて全国の教育委員会や私立学校がインフラ・端末整備のために動いている(そしていろいろ困っている)現況を勘案して、そのへんのノウハウをせっかくなのでまとめて無償で公開してしまおうと思います。 通常であればこういう話はいわゆる「飯の種」でもあるのであまり堂々と公表する企業人は少ないのだと思いますが、今回は ・学校向けのICT環境整備についてきちんと取り組んだ経験がある企業の関係者は結構少なく、今回のように全国一斉に調達に向かって動く中では間違いなく技術者不足が起きると懸念していること ・当方は現在Z会に所属しており、オンライン英会話やCBTベースのアセスメント、AI技術を用いた教育用ソフトウェアなどを提供する立場にありますが、自社のものを使ってもらえるかどうかは別として、こうしたソフトウェアが

    GIGAスクール構想(学校PC一人一台)成功に向け、SE時代に配慮していたことを公開してみる - EverLearning!
  • 企業として教育分野に働きかけて得た5つの反省点 -KDDI退職にあたっての振り返り- - EverLearning!

    突然ですが、2017年4月30日を以って、KDDIを退職する事になりました。エントリーはKDDI所属として書く最後の記事という事になります。 今後については追って報告しようと思いますが、”KDDIの野”として、教育をICTで拡張するためのチャレンジはここで一旦終了となります。そこで、良い機会なので会社を通して教育分野に対して動いてきた事を踏まえ、書ける範囲でこれまでの”振り返り”をしてみようと思っています。あくまで記事は「私個人の考え方」にすぎませんが、企業目線で教育分野の”ICT化の推進”を考え、動く中で自身の課題と感じた反省点を5つにまとめました。同じように企業としてこの分野に挑む方や、参入を検討している方に何らかの形で参考になれば幸いです。 なお、エントリーはそれなりに長いです。また、いわゆる「退職エントリー」ではなく、いくら読み進めても「KDDIの何が不満で辞めたのか」とか

    企業として教育分野に働きかけて得た5つの反省点 -KDDI退職にあたっての振り返り- - EverLearning!
  • 1台のスマホのテザリングで教室内40台のタブレットを通信させる方法 - EverLearning!

    Facebook上でちょっと聞いてみたら、思ったよりも需要がありそうだったので書いてみることにします。 LTE対応以降のスマホやタブレットは、1台あたり5〜10台までの機器でインターネット回線を「共有」できます(テザリング)。どこにでも持ち運んで、その場がWiFiホットスポットのようになるので非常に便利ですよね。個人で使う分には、同時接続がiPhoneの場合5台まで。普通はこれで充分でしょう。 ただ、学校の場合はちょっと事情が違います。タブレット導入で非常に悩ましいのが、インターネット通信手段をどうするかという問題。学校内に広くWiFiを敷設するには相当なコストがかかります。「まず使ってみようかな」という時に、手近な通信回線として自分が持っているスマホに注目する人は多いでしょう。そこで問題になるのが先ほどのテザリング接続の上限数。 もし、クラスの生徒40人が全員使うとなると、とてもではない

    1台のスマホのテザリングで教室内40台のタブレットを通信させる方法 - EverLearning!
  • 文科省が考えている教育ICT施策の超概要をまとめました - EverLearning!

    文部科学省が同省のホームページで8/29に公開した 「ICTを活用した教育の推進に関する懇談会」の報告書(中間まとめ) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/08/1351684.htm について、全体を一読ました。 大変良く纏まっている報告書なので原を読んで頂くのが一番よいのですが、時間がない方でもその概要を理解しやすくする目的で、重要なポイントになりそうな部分を以下に列挙しておきます。なおこの報告書は2014年4月に発足した有識者懇談会の知見を纏めたものです。 ■現状の課題 ・ICTを活用した恊働学習や課題発見/解決型授業が出来ている学校は小中とも半分以下 ・TALIS 2013調査では「生徒が課題や学級の活動にICTを用いる」指導実践を頻繁に行う教員の割合が全参加国・地域で最下位 ・2011年に掲げられた教育の情報化ビジョンが遅延中、特に情報

    文科省が考えている教育ICT施策の超概要をまとめました - EverLearning!
  • iPadが教育分野に強い理由と、次期モデルへの期待 - EverLearning!

    日は「新型iPad発表か?」と予想されているAppleのイベントを前にしてiPad×教育分野 に関する考察をちょっと書いてみようと思います。 当方はiPad教育分野での活用事例を集めた180ページの無料の電子書籍(現時点ではiPad専用)を公開中(←ClickでDLページへ)で、これに関連して色んな事例を見てきたのですが、現時点(2013/10/19)では教育現場で使われるタブレットデバイスとしてiPadはBestな解といって差し支えないでしょう。 理由は色々とあり後述しますが、先日当方がFacebook等を通じて呼びかけた学校の先生向けのアンケート(母数約100、ただしFacebookなどITリテラシーが高めな先生達の回答が大半という点は留意が必要)では、実に約7割が「一人1台常時利用可能な環境下で導入したい」という意向を示しています。 同じタブレットでもWindowsやAndroi

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