ICTに部活動、「誰もやりたがらない仕事」を押しつけられた 鳴海さんは特別支援学級の担当だけでなく、ICTや部活動の顧問も任された。 教材の作成やICT活用授業の実践、推進委員会の立ち上げから学校内のルール策定、PCのセットアップまで、主任の教員はほとんど何もせず、鳴海さんがメインで動かなければならなかったという。要は、若くて担任を持っていないという理由で“誰もやりたがらない仕事”を押しつけられたのだろう。 部活動も同様で、すでに顧問が2人いたにもかかわらず、いきなり中心的な役割を求められた。初日から、活動予定表の作成や大会への引率を頼まれ、その他細々とした仕事のすべてを引き受けることに。大会や練習試合で土日はつぶれ、既存の顧問たちはほとんど出てこなかった。 「最初は、『部活動手当が出るからいいか』と思っていたんです。でも、1日3000円にも満たない額※1ですから、交通費と食事代を出せば赤
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