アウトラインあるあるもう一度アウトライナーが扱う対象、つまり「アウトライン」の話をしましょう。 「アウトライン」は、コンピュータ以前から主にアメリカの作文教育で教えられてきた方法です。書く前にあらかじめアウトラインの形で構成や内容を検討しておき、後はアウトラインに合わせて書いていく。かつてはアウトラインの段階でかなり厳密な指導が入るようなこともあったようです。詳細かつ緻密なアウトラインが作れるようでなければ書く準備ができていないとみなされた、という話を聞いたこともあります。日本でも、論文やレポート作成の参考書などではアウトラインの作成が奨励されてきました。 しかし、「アウトラインを作り、その通りに書く」という方法は額面どおりにうまくいくことはなかなかありません。やってみたことのある人ならおわかりの通り、はじめにアウトラインを決めてしまうと頭がアウトラインに縛られてしまい、かえって書けなくな
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