東京藝術大学大学美術館で開催中の 「大吉原展」へ行って来ました。 https://daiyoshiwara2024.jp/ 江戸の街で唯一、幕府公認の遊廓だった吉原に焦点を絞った初めての展覧会が東京藝術大学大学美術館で開かれています。 これまで幾度となく喜多川歌麿や鳥文斎栄之才らの浮世絵を通し吉原を目にすることはありました。 「大吉原展」はその名に違わず、正面から吉原をテーマとし、人々の日々の暮らし、年中行事、座敷のしつらえなどを光と影を織り交ぜながら世界的にも稀有な空間であった吉原の全貌を紹介する大変気合の入った展覧会となっています。 伝 古山師重「吉原風俗図屏風」江戸時代 17-18世紀 奈良県立美術館 国内約30か所の美術館・博物館他から吉原に関する200点以上の作品が春の藝大美術館に大集結しています。 それだけではなく、大英博物館、 ワズワース・アテネウム美術館など海外からも浮世絵