CULTURE CITY OF AMORPHOUS ああローマの酒の神とドイツの筆記具メーカー——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」31 2019.11.05 TUE 「2020年」に向けて、大なり小なり動きを見せている東京。その変化の後景にある「都市の記憶」を、音楽家/文筆家の菊地成孔が、極私的な視点で紐解く連載シリーズ第31回! TEXT BY NARUYOSHI KIKUCHI ILLUSTRATION BY YUTARO OGAWA 今回こそこの連載はコーションを受けて終了するかもしれない(来年の7月までだから無念なりあと9回を残しながら。ううう)。何故か? オリンピック批判? まーさーか。なし崩しに夏期と冬季の2つのオリンピック・リバイヴァルを成立させた(無茶苦茶だよ・笑・悪くスゲえよ)安倍政権とIOCは実に素晴らしい。皇室批判? まーさーか。「適応障害」とは