図2●タグVLANフレームの構造 タグは全部で4バイト。先頭の2バイトにはタグのタイプ,後ろ2バイトにはタグ情報の本体で構成している。VLANのIDは最後の12ビットに格納されている。 図3●タグVLAN技術の仕組み スイッチ1でFDBを参照してフレームにタグを挿入する。トランクを通してスイッチ2に送られたフレームはタグを外してあて先のポートに送出される。FDBはスイッチごとに設定する。 目的のVLANだけにフレームを届ける方法として,フレームにVLANを識別するための符号(タグ)を付けるやり方がある。これを「タグVLAN技術」という(図2[拡大表示])。フレームを識別するための「タグ」にはフレームがどのVLANから送られてきたのかという情報が入っている。タグVLANにおいてVLANを指定するときは,ユーザーがVLANに番号をつけ,それを各LANスイッチのFDB (Forwarding D