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ブックマーク / xtech.nikkei.com (301)

  • Slackを導入、僕のオフィスが混乱した理由

    今回は、話題のビジネス向けチャットサービス「Slack」を使って困ったことを紹介したい。 もともと僕の会社では、メール中心にコミュニケーションを取っていたが、3~4年前からビジネス向けチャットサービスの「チャットワーク」を導入した。しかし、いくつかの課題があって、2018年6月にSlackに乗り換えた。 チャットワークは、無料で利用できる範囲がかなり限られる。例えば、メッセージをやり取りする1つのテーマで「グループチャット」というものを1つ使うのだが、無料版はこれを14個までしか登録できない。また、無料だと広告が表示されてうっとうしく感じる。さらに僕の使っている環境では、ブラウザー(Chrome)での表示がイマイチで、グループチャットのリストが表示されないことがたびたびあった。アップデートで直ったり非表示になったりを繰り返していたのがいただけなかった。 会社のメンバーはそれぞれ個人的にLI

    Slackを導入、僕のオフィスが混乱した理由
  • もうJavaアプレットは使えない、移行が急務に

    (前回からつづく) 米オラクル(Oracle)が提供するJava開発実行環境「Java SE」(Java Platform, Standard Edition)。現在、最も長いサポート期間が残っているバージョンがJava SE 8だ。無償サポートは2019年1月(非商用に限って2020年12月)、有償サポートは2025年3月までである、 ユーザーはこの期間が終わる前に新しいバージョンに移行する必要がある。その際には、長期間のサポートが設定されるLTS(Long Term Support)と呼ばれるバージョンであるJava SE 11が最有力候補になる。オラクルはJava SE 11を2018年9月にリリースし、2026年9月まで有償サポートを提供する。同じタイミングでオープンソースとして提供されるOpenJDKのJDK 11でも、同じ期間の無料サポートが提供される可能性が高い。 ところが、

    もうJavaアプレットは使えない、移行が急務に
  • なくなるJava SE無償版、ユーザーはどうなる

    米オラクル(Oracle)はこれまで、Java開発実行環境「Java SE」(Java Platform, Standard Edition)を無償で提供してきた。ところが、2018年9月からは有償版しかなくなるのをご存じだろうか。 オラクルが現行の最新バージョンである「Java SE 10」をリリースしたのは2018年3月。ローカル変数の型を指定せずに済む型推論などの機能を備えているのが特徴だ。 そしてJava SE 10は、「オラクルが提供する最後の無償版Java SE」でもある。9月にリリースする次期バージョンのJava SE 11からは有償版だけになる。 バージョンアップの方針を大幅変更 オラクルは、Java SEの有償化の方針を2017年に公表した。同時に打ち出したのが、Java SEのリリースサイクルの変更だ。リリースサイクルに対しては企業ユーザーの関心が高い。日IBM クラ

    なくなるJava SE無償版、ユーザーはどうなる
  • 海賊版サイト対策へ本当に手を尽くしていたのか、権利者団体に聞く

    政府は2018年4月13日、著作権侵害サイト(海賊版サイト)を巡る法整備に取りかかることを決めた。さらに法制度を整備するまでの緊急対策として、海賊版サイトへの削除要請や検挙が難しい場合、インターネット接続事業者(ISP)がサイトへの接続を遮断(ブロッキング)しても違法性はないとする方針を決めた。刑法が定める「緊急避難」の要件を満たし得るという。 この方針に、ISPの業界団体である日インターネットプロバイダー協会(JAIPA)は強く反発した。政府の方針決定の前日に当たる4月12日、「ブロッキング以外の手段などの議論を十分尽くしたともいえない中で、事実上権利者団体と政府だけでの結論を押し付けることは、通信の秘密の最大の当事者である国民の理解を得られるとは考えられない」として反対を表明した。 政府がブロッキングの対象として指名した3サイト(漫画村、Anitube、Miomio)は、その後いずれ

    海賊版サイト対策へ本当に手を尽くしていたのか、権利者団体に聞く
  • 技術を理解しようとしない記者はいずれ駆逐される

    私は日経 xTECHの記者に加えて、日経NETWORKという雑誌を作る仕事もしている。その日経NETWORKの最新号で、人工知能AI)に関する記事を執筆することになった。そこで機械学習や深層学習といったAIに関する技術をおさらいするために、都内の大型書店に参考書を買いに出かけた。 その書店の技術書フロアのAI関連書籍コーナーには、多くのを抱えた先客がいた。10冊以上はあっただろうか。いずれも専門的な技術書ではなく、初心者向けの平易な解説書のようだった。「上司AIについて報告するように命じられたのだろうか、あるいはAIが有望な分野だと思って自分で学習するつもりなんだろうか」といろいろ想像してしまった。 自分が買ったのも、専門的な技術書ではなく入門書だ。ただし、買ったのは1冊だけ。あらかじめネットで調べておいたの内容を店頭で確認して購入した。そのを選んだ決め手は「AIを実際に研究して

    技術を理解しようとしない記者はいずれ駆逐される
  • 「Excel方眼紙」は悪か、否定派と肯定派が激論

    2017年9月30日、東京・両国で公開討論会「Excel方眼紙公開討論会」が開かれた。Excel方眼紙とは、表計算ソフトのMicrosoft Excelを方眼紙に見立ててワープロのように使う手法を指す。集計やプログラム処理が困難とされるExcel方眼紙は、当に使うべきではない「悪」なのか。否定派と肯定派が講演とパネルディスカッションを繰り広げた。 討論会は、ソフトウエア部品を手がけるグレープシティが主催したもの。同社はExcel方眼紙のような体裁のWebページをデータベースを基に生成するWebアプリケーション開発環境「Forguncy」を販売中だ。発案者の八巻雄哉 Enterprise Solutions事業部プロダクトマネージャは、討論会開催の動機を「Excel方眼紙が苛烈に攻撃されるのはなぜなのか。実際はサイレントマジョリティーではないのか。リアルな場での議論を通じて明かしたかった」

    「Excel方眼紙」は悪か、否定派と肯定派が激論
  • プログラミング教育にも悪い大人が群がってしまうのか

    「この人は英語がしゃべれないのに、なぜ英語を教えているのだろう」。私は中学校の英語の授業のときにこう思っていた。その英語教師の発音はカタカナ英語で、教科書に書いてあることしか話さない。当に英語が話せなかったのかどうかはわからないが、少なくとも生徒から見る限り、話せるようには見えなかった。 私が通っていたのは地方の公立中学校であり、何十年も前の話だ。教師に限らず、周囲の大人に英語を話せる人は一人もいなかった。おそらく地方の公立中学校のレベルはどこでもこの程度だったのだろう。 この英語教師に特に問題があったとは思っていない。教科書に沿って英文法をきちんと教えてくれたはずだ。しかし、生徒がこうした教師を見て「自分もこの人みたいに英語がしゃべれるようになりたい」と思うことはない。 今では英語を話せる人は珍しくなくなった。さすがに英語を話せない人が英語教師を志すことはないだろう。ところが「できない

    プログラミング教育にも悪い大人が群がってしまうのか
  • SIerで落ちこぼれた私が「エンジニアのための会社」を立ち上げるに至ったワケ

    もともと文系出身で、大学では会計や経済を学んでいました。IT格的に携わるようになったのは社会人になってから。進路にIT分野を選んだ理由は「文系と理系の両方の知識を身に付ければ、掛け算になって自分の特徴になる」と思ったからです。 加えてIT業界は新しい業界なので、古くからある業界よりもチャンスがある気がしました。Windows 95やインターネットが出てきた頃で、世の中にもITに期待する雰囲気がありました。 基情報処理試験に落ちてしまう そこで1997年に住商情報システム(現SCSK)に就職しました。バブルが崩壊し、就職氷河期で企業が採用を絞っていた時期です。 社会人になってからたくさん勉強しました。4年間一生懸命やれば、大学でIT系の勉強を4年間していた人に追いつくだろうと思っていました。オブジェクト指向に興味を持ち、Javaの勉強をしていました。 特に大変だったのが20代です。会社

    SIerで落ちこぼれた私が「エンジニアのための会社」を立ち上げるに至ったワケ
  • 無理に受注を増やすと「悪いお客さん」の連鎖が起こる

    ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「ITIT以外の分野の境界を行き来しながら成果を上げているエンジニア」を「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは佐藤治夫氏。Pythonに特化したシステム開発会社であるビープラウドの創業者だ。最終回である今回は、ビープラウドとコミュニティとの関係や同社に営業社員がいない理由などを聞いた。 (前回から続く) ビープラウドはコミュニティとの関係が深いのも特徴です。Pythonのイベントである「PyCon」に何人かスタッフとして入っています。「PyCon JP 2016」では40~50人の発表者のうちビープラウドの社員が8人もいました。 会社としてもイベントでの発表を奨励しています。イベントで発表すると「会社の宣伝をしてくれた」という意味で参加費などを出しています。コミュニティに

    無理に受注を増やすと「悪いお客さん」の連鎖が起こる
  • 正直言って面倒くさい「連絡は全部LINEでね」

    あらかじめお断りしておく。稿は個人的な愚痴を連ねた「チラシの裏に書いておけ」、いわゆる「チラ裏」である。 最近、電話や電子メール並みに「LINE」が生活のインフラとして扱われていると感じるシーンが増えてきた。特に、子どもの学校生活には不可欠になってしまっている。使わなくても生活できなくはないが、いろいろな連絡が滞りがちになり、リアルな人付き合いに支障が出てくることもある。 冒頭に「愚痴」と書いたのは、LINEそのものに非があるわけではないからだ。むしろ、多くの人に使ってもらうべく改良、開発を進めた結果として世間に受け入れられたわけで、便利なものが広がること自体は歓迎すべきと言ってよい。ただ、学校生活の基的な連絡手段としてLINEが使われている、というのはどうにも説明しにくい違和感が残る。自分自身は、ITによる利便性を享受すべし、という立場であるはずなのだが。 部活の連絡は全部LINE

    正直言って面倒くさい「連絡は全部LINEでね」
    ymorimo
    ymorimo 2016/04/17
    これこれ > 1企業が展開するサービスを「だってみんな使ってるでしょ?」とばかりに基本とされたことに対するちょっとした反発か。いや、そうではなく、無料で使っているサービスと引き換えに何かを渡しているかも
  • ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン

    同期処理が失敗した原因は、4台をつなぐスイッチの不具合。具体的には、スイッチが故障状態であるにもかからず、故障を知らせる「故障シグナル」を発信しなかった。国内線システムは故障シグナルを検知するとスイッチを予備機に切り替えるが、今回はその機能そのものを作動できなかった。 スイッチは完全に停止したわけではなく、「不安定ながらも動作していたようだ」(同)。そのため、DBサーバー間の同期は順次失敗し、停止していったと見られる。 ANA広報によると、スイッチは米シスコシステムズ製「Catalyst 4948E」という。「2010年6月の発売開始以降、世界で4万3000台、うち日で8700台を販売しているが、今回の不具合は初めての事象と聞いている」(ANA広報)。なぜ「故障シグナル」が発信できなかったかは分かっていない。 1台での縮退運転を決断 4台の完全停止から37分後、ANAは1台のDBサーバー

    ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン
  • つながりやすさのアピールに終始、ソフトバンク新商品発表会で孫社長の一問一答

    ソフトバンクモバイルは2013年9月30日、4機種のスマートフォンを含めた冬春モデルの新商品を発表した。発表会に登壇した孫正義社長は、携帯電話事業者間の競争軸が今後、端末ではなくネットワークやサービス、コンテンツにシフトしていくと指摘。発表会では自社ネットワークのつながりやすさの主張に終始した(写真1)。一方、成熟した日市場に比べ、買収した米携帯電話3位のスプリントのほうが「伸びシロの余地が大きい」(孫社長)として、米国市場の開拓に優先的に取り組んでいることも示唆した。 「スマートフォン時代を築いてきたiPhoneが日でも(NTTドコモ参入で)そろい踏みとなった。携帯電話事業者はネットワークの優劣で競争する時代になった。付随するサービスやコンテンツが差異化の重要な要素になる。そのような時代が近い将来に来ると予見していた」――。 孫社長はこう切り出すと、新商品発表会にもかかわらず、冒頭の

    つながりやすさのアピールに終始、ソフトバンク新商品発表会で孫社長の一問一答
  • 「ドコモのiPhone」で一変する国内スマホ市場

    いよいよ、NTTドコモから“待望”の「iPhone発売」となる。iPhoneが日でソフトバンクモバイルから発売されたのが2008年。5年遅れでiPhoneを取り扱うことになる。筆者は昨年末、国内の市場環境の変化についてのレポートを執筆したが(「ドコモの純減」はiPhoneだけが理由なのか)、それから9カ月。ドコモからいよいよiPhoneの市場投入が発表された。稿では、これが国内市場に、そしてドコモに何をもたらすのかについて、予測も含め、以下の観点から考察する。 なぜ、日ではiPhoneがこれほど人気なのか 「MNP(携帯電話番号ポータビリティー)純増数」の質 ドコモのiPhoneで変わる「値引き競争」 「ツートップ」の成果はiPhoneで加速する 「iPhoneワントップ」事業者がいなくなる ドコモは結果を求められる なぜ、日ではiPhoneがこれほど人気なのか 世界各国で、スマ

    「ドコモのiPhone」で一変する国内スマホ市場
  • 「開発のち運用」から「運用時々開発」へ

    この3月、情報処理推進機構(IPA)から1冊のが発行された。タイトルは「共通フレーム2013」。システムの企画・開発・運用に至る作業内容や成果物、役割分担などを定義したものである。システム開発に携わる方なら、標準的な開発プロセスとしてなじみのあるフレームワークかもしれない。 おおむね5年おきに改訂される共通フレームには、その時代の「情報システムの潮流」が反映されている。前版の共通フレーム2007では、「超上流」がトピックだった。具体的には。システム化構想やシステム化計画の立案といった企画プロセスが拡充された。実際、この前後から、超上流を強化する開発現場が確実に増えた。当時在籍した日経SYSTEMSでも、見積もりや要件定義など超上流の記事をよく取り上げたことを覚えている。 では、今年発行された共通フレーム2013のトピックは何か。それが実は「運用」にほかならない。筆者らは今年4月、「日経B

    「開発のち運用」から「運用時々開発」へ
  • Amazonが「Kindle Fire HD」「Kindle Paperwhite」を発表

    Amazon.comは現地時間2012年9月6日、タブレット端末の新型「Kindle Fire HD」と電子書籍閲覧端末の新型「Kindle Paperwhite」を発表した。 このうちKindle Fire HDは、7型または8.9型のHD液晶ディスプレイを搭載し、第4世代(4G)通信とされるLTEに対応したモデルも用意する。低反射型のディスプレイは、偏光フィルター「Advanced True Wide」により、どの角度から見ても同じコントラストと深みのある色合いになるという。10カ所のマルチタッチ対応で、10の指を使ったタッチ操作が可能。 Wi-Fi接続では、2.4GHz帯に加えて5GHz帯に対応し、より渋滞の少ない帯域に自動で切り替える。アンテナを2内蔵し、通信高速化技術「MIMO」をサポートする。 前面にHD画質のカメラを搭載し、Kindle Fire HD向けにカスタマイズ

    Amazonが「Kindle Fire HD」「Kindle Paperwhite」を発表
  • 業務改善のはずが現行システムの焼き直しに

    システム開発の上流工程では、どのようなシステムを作るのかという要件を定義していきます。この段階で、間違った進め方をしてしまうと、システム化の来の目的を見失い、役に立たないシステムが出来上がることになります。 今回は、このシステム要件の定義に失敗したケースについて見ていきましょう。 病状:現場まかせで業務効率化を実現できず 流通業のK社では、基幹システムの老朽化に伴いシステムを刷新することが決まりました。人手を要する無駄な作業が目立つこともあり、システム化の承認を受ける際に経営管理部のS部長が作成した計画書には、システム化の目標として「業務改善により効率化を図る」ことが明記されています。 システム化にあたっては、S部長に代わり情報システム部のT課長が全体のとりまとめを担当することになりました。 システム開発ベンダーを選定した結果、X社がシステム開発を請け負うことになり、T課長は、X社にK社

    業務改善のはずが現行システムの焼き直しに
  • 報道が間違えやすい、あの問題

    最近エネルギー関連技術について記事を書くことが多いのですが、そこで最も神経を使うことの一つが、単位が正しいかどうかです。例えば、太陽電池の発電出力「W」と発電量「Wh」は多くの記事でしばしば混同される単位です。電力関連の技術者はこの手の間違いに敏感で、メディアの科学リテラシーを揶揄する材料になっているのを知っています。実は私も自覚している中では一度だけ、WとWhを間違えたことがあります。表記上のケアレスミスでしたが、それまで「WとWhを間違えるなんてあり得ない」と思っていただけに、穴があったら入りたいとはこのことだと思いました。記事を書く側として、この点は当に気をつけたいところです。 WとWhの違いが分かっていることは、議論において視点を切り替えるための手段にもなります。例えば、発電出力で原子力発電1基分の1GW(100万kW)に並ぶ太陽光発電システムでも、夜があったり曇りや雨の日があっ

    報道が間違えやすい、あの問題
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    ymorimo 2012/01/26
  • “我が事化”して初めて本音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう

    “我が事化”して初めて音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう エイベック研究所 代表取締役社長 武田 隆氏 Facebookなどのソーシャルネットワークを企業のマーケティングに生かそうとする動きがここ1-2年活発だ。だが一方でその効果を疑問視する声も出始めている。ネット上のコミュニティを活用したマーケティングサービスを提供するエイベック研究所の代表取締役社長であり、「ソーシャルメディア進化論」の著者でもある武田 隆氏は、“Facebook万歳”的な“オープンになろう”といった風潮に警鐘を鳴らす。その理由やソーシャルネットワークによるマーケティングの現状を聞いた。 最初にFacebookの企業利用の現状について聞かせてください。 企業はFacebookに対してもっと冷静に対処しよう、と言いたい。“Facebook”万歳の論調がマーケッターの期待値を上げるだけ上げているが、現実は違う

    “我が事化”して初めて本音、Facebookにはもっと冷静に対処しよう
    ymorimo
    ymorimo 2012/01/24
  • [スクープ]特許庁、難航していた基幹系刷新を中止へ - ニュース:ITpro

    特許庁が5年前から進めてきた基幹系システムの刷新プロジェクトを中止する方針を固めたことが、日経コンピュータの取材で分かった。当初は2011年1月の稼働を予定していたが、業務分析の遅れなどから要件定義と設計が難航。稼働を3年遅らせたが、立て直すことができなかった。 政府が策定したレガシーシステムの刷新指針に基づき、特許庁は2004年10月に「業務・システム最適化計画」を策定した。この刷新指針は、特定のITベンダーとシステム保守などを長期契約することによるITコストの高止まりを解消する目的で策定されたものだった。同庁はさらに、入札に分割調達の仕組みを採用して競争原理を働かせることを目指した。 要となるシステム設計とシステム基盤の構築については、東芝ソリューションが入札予定価格の6割以下の99億2500万円で落札した。ところがプロジェクトが始まると、現行の業務やシステムを理解した職員と技術者が足

    [スクープ]特許庁、難航していた基幹系刷新を中止へ - ニュース:ITpro
    ymorimo
    ymorimo 2012/01/21
  • IS03を1週間試して見えてきたこと、UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」が必要

    「IS03」は、KDDIが満を持して投入するシャープ製のAndroidスマートフォンだ。この機種を約1週間弱、試用する機会を得た。試用期間中は常時持ち歩き、特にGMailとTwitterに関しては主力の端末として利用した。カメラとしても使った。限られた試用体験ではあるが、そこから見えてきたものを、今回のコラム記事で記してみたい。 最初に「お断り」を。スマートフォンは、今のところ最も人に密着した情報デバイスだ。その使い方は利用者の個性を強く反映したものとなる。以下の評価、感想は、筆者の使い方に限定してのものだ。また筆者が常用しているスマートフォンはNexus OneとiPhone 3GSである。これら手持ち端末との比較が、記事中に何カ所か出てくる。 使って分かった画面の美しさ 結論から言うと、筆者はIS03を気に入り「まず手を伸ばす端末」として使った。最も大きな理由は、液晶パネル、UI(ユー

    IS03を1週間試して見えてきたこと、UIの洗練が魅力、使い勝手に「慣れ」が必要