日本ユニシスは、米ユニシスが開発した情報システム構築の方法論「3D-VE(Visible Enterprise)」を導入すると発表した。3D-VEは、ビジネス戦略のモデル化からシステム開発、インフラ構築までをカバーする開発方法論。現在、50~60人のスタッフに方法論を習得させており、「今年はいくつかの事例に導入し、しっかりとした実績を積み重ねてから、徐々に適用事例を増やしたい」(大塚仁司室長)という。 3D-VEは、業務を支援する情報システムの構築までを、(1)ビジネス戦略、(2)ビジネスプロセス、(3)アプリケーション、(4)インフラストラクチャ----の4層に分けて、モデル化、設計する方法論。米ユニシスが5年をかけて開発し、成果物の再利用性や、生産性が大幅に向上するなどの成果が上がったという。これまでに、米国に加え欧州などで80社超のシステム開発案件に適用実績がある。既に米ユニシスは、
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