黒川清・日本医療政策機構代表理事監修 イモリのシッポや手を切っても、いずれきれいに再生する。これを応用したものが再生医療である。 2013年2月23日の英エコノミスト(The Economist)誌においても、「The best market in the world right now」、つまり日本は世界でもっとも有望なマーケットであり、再生医療のフィールドは、それを象徴するものとして大きく取り上げられている。 そのような中、今年11月、改正薬事法と再生医療新法(再生医療等の安全性の確保等に関する法律)がセットで成立、我が国の再生医療の制度が改定された。 筆者は、海外から多くの問い合わせに応え、ハーバード大学や米国NIH(国立衛生研究所)、IOM(米国医学研究所)、NAS(米国科学アカデミー)において新しい制度の紹介を行ってきた。ここでは、我が国の再生医療を担う新たな制度を解説したい。
![再生医療の世界的インパクト | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9c53620f95e0493aaf80851bbc984a735b417494/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2Fe%2F1200mw%2Fimg_0ed07ef5abfca98e11a84968e40be0bc99521.jpg)