※本稿は、Yiling Ding(一零)によるゲスト寄稿だ。彼女はシンガポール、香港、ボストンに住んだ経験があり、現在は東京在住。日中はスマホアプリの開発業務に従事し、夜は熱烈なオンラインショッパーと化す。日本のモバイルコマースの将来に関心を持っている。 最近、日本では複数のフリマアプリが話題を呼んでいる。毎日フリマや STULIO に加え、Japan Startup Award にノミネートされている Fril やメルカリなどだ [1]。ヤフオクに代表されるような、以前からあるPCで使うことを前提とした C2C プラットフォームとは異なり、新出のマーケットプレースはローンチ当初からモバイル先行の戦略を取っている。 Fril とメルカリは共に、モバイル版しか存在しない。売り手は、写真の撮影、出品、落札時の連絡など、販売に必要な一連の操作を、アプリ上でシームレスに完結できる。 出品掲載は数分