この1ヶ月で立て続けに2回インドを訪問し、インド英語の洗礼を浴びている。私の仕事はインド全土から集まる草の根レベルの方々とのやり取りが多いので、ヒンディー語、テルグ語、タミル語といったローカル言語が飛び交い理解不能なのだが、そんななか英語で話をしてくれると、なんともいえない安心感を覚える。はっきり言って、強い訛りでマシンガンのように話し続けるインド英語(Inglish)は苦手なのだが、それでも全く分からない現地語と比べるとはるかに理解しやすい。やはり英語は世界共通語なのだと感じる。 世界にはどのくらい英語を使う人がいるのだろう。なんと、約17.5億人もいるという。人口70億人のうち、4人に1人が英語を使うことになる。さらに、そのうちいわゆるネイティブ・スピーカーは約3.9億人だ。残りの約13.6億人は非ネイティブ、つまり第2言語、あるいは第3言語として英語を使う人たちなのである。英語人口の
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