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ブックマーク / honz.jp (5)

  • 『美貌格差』生まれつき不平等の経済学 - HONZ

    現代社会において、親の年収、生まれ持っての美貌、また育つ環境など人の努力では埋められない格差は確実に存在する。 それでも生き方の自由は保持されており、美貌を持つ人がさらに戦略を持って生きるのも自由だし、反対に美貌を持たざる人が徒手空拳的に人生に臨もうが、生き方自体は(程度によるが)否定はされず自由に選択できるといえる。 よく「ブサイクは意外と性格が悪いよ」「美人のほうが素直でいい子が多い」などという論議があるが、これは正義とか道徳的な話ではなく、確実なのは人は誰しも容姿について強い興味があり、書ではそれらが引き起こす格差が存在するという事実を論じている。 書では客観性をもって人の容姿・美形がどのように社会のステイタスに影響を及ぼし、そのお得度合はどの程度なのかを科学的に測定している。例えばCEOの容姿は企業業績に影響するのか?など。私達が生きる社会において容姿というのは、給料から就職

    『美貌格差』生まれつき不平等の経済学 - HONZ
    yocchi24
    yocchi24 2015/03/07
    これから読む
  • あなたの分身、旅行にお連れします!『お客さまはぬいぐるみ』 - HONZ

    周りは固いビジネス書。誰もが経営の神様や成功への秘訣を手にするための情報を求めて足を運ぶ書棚の平台に、一冊のが異彩を放っていた。 茶色の帽子をかぶった白いクマと正体不明のヘンテコなぬいぐるみが2匹並んだ表紙には『お客さまはぬいぐるみ』というタイトルがある。児童書が紛れ込んでしまったのかと手に取って読みだせば、なんと実在の旅行会社の話でないか! ぬいぐるみ専門の旅行会社、名前は「ウナギトラベル」という。 社員たった一人で、持ち主の手を離れたぬいぐるみたちを日の観光名所のあちこちにお連れし、その様子をネットで見せてくれるという。まさに童話の世界そのままが、科学の進歩で実現したのだ。理屈ではわかる。友人のブログや写真でも、ペットと同じように、お気に入りのぬいぐるみを持ち歩く姿はそれほど不思議ではない。 「可愛い子には旅をさせろ」というけれど、ぬいぐるみに旅をさせる理由は、ちょっとほろりさせる

    あなたの分身、旅行にお連れします!『お客さまはぬいぐるみ』 - HONZ
    yocchi24
    yocchi24 2014/12/24
    いろんなサービスがあるなー
  • NODE No.9 書評 『すずしろ日記』 - HONZ

    『北斎漫画』が好きだ。何千人もでてくる人物はそれぞれに可笑しみがあり、当時の風俗を知る画像情報でもある。 『洛中洛外図屏風』も好きだ。金箔を使った狩野派による屏風絵だ。もちろん、諸国の大名などが京を知るための画像情報が分である。 ところで書の著者である山口晃によれば「イギリスが狩野派を讃えるのをあてこすって、フランスが「北斎がすごい」と持ち上げた」のだという。さもありなん。 さて、その山口晃の絵が好きなのだ。洛中洛外図屏風のような構成に、北斎漫画のような登場人物、つまり大和絵の典型を油彩で描いているのだ。 しかし、山口のテーマは時空を超越した日である。同一画面に侍や足軽もいるし、テレビカメラクルーもいる。合戦図では後ろ脚がバイクになっているメカ騎馬も出てくるし、パソコンを使う侍やヘルメット姿のそば屋の出前もでてくる。 大和絵独特の鳥瞰「吹き抜け屋台」で描かれている御屋敷の中を見ると、

    NODE No.9 書評 『すずしろ日記』 - HONZ
  • 僕ら若者は本当にカワイソウなのか?『決着版 雇用の常識 本当に見えるウソ』 - HONZ

    「就職氷河期」という言葉が定着するようになって久しい。一時は回復の兆しが見えそうな時期もあったがリーマンショックですべてが吹き飛んでしまった。雇用に関して僕ら若者は入口に立つことすら困難な時代になったと言っていい。「非正規雇用の増加」なんて言葉もしばし声高に叫ばれている。 それでは会社に入った後はどうだろう。すると「終身雇用の崩壊」「成果主義の徹底」なんて言葉をよく耳にする。定年まで勤められるかどうかも定かではなく、常に成果を求められる。どうやら会社に入ってからも大変な時代のようだ。 最後に老後はどうか。言うまでもなく「年金の崩壊」を誰しも思い浮かべることだろう。仮に定年を迎えたとしても安全な老後は保証されていない。 上記のような言葉を目にして未来に希望を持てなくなっている人が増えている気がする。げんにネット上の意見を見ると高齢者を「逃げ切り世代」と恨めしく述べる人がいるのをよく目にするし

    僕ら若者は本当にカワイソウなのか?『決着版 雇用の常識 本当に見えるウソ』 - HONZ
  • 『クリーニング革命』プロフェッショナル 仕事の流儀好きにオススメ - HONZ

    「遅い、高い、でも上手い」と言われるクリーニング屋が東京・麻布十番の二の橋付近にある。入り口はホテルのようであり、普通のクリーニング屋らしからぬ店構えだ。お店の名前は『レジュイール』、書の著者である古田武 氏が創業したお店であり、別名「服のお医者さん」である。 『レジュイール』でのクリーニングの手の凝り様は半端ない。まずこのお店で預かった服は、点数・素材・ブランド名・シミの有無等がチェックされ(しかも間違いがないよう3重チェック!)、ドライクリーニングか水洗いかに分類され洗い場に移される。ドライクリーニングの場合はもちろん臭いのないフッ素系溶剤を使用する。水洗いの場合はすべて手で押し洗いだ。すすぎは、洗う温度で5分、その後水で30分かけて行う。ここまで手間ひまかけないと白いものを白く仕上げることはできないそうだ。「洗濯機でガラガラ回すだけでは汚れをしっかり落とすことはできない」と言い切っ

    『クリーニング革命』プロフェッショナル 仕事の流儀好きにオススメ - HONZ
    yocchi24
    yocchi24 2012/04/06
    スゴイクリーニング屋のはなし。こういう店にだしてみたい!でも出せるほどの服がない\(^o^)/
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