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僕ら若者は本当にカワイソウなのか?『決着版 雇用の常識 本当に見えるウソ』 - HONZ
「就職氷河期」という言葉が定着するようになって久しい。一時は回復の兆しが見えそうな時期もあったが... 「就職氷河期」という言葉が定着するようになって久しい。一時は回復の兆しが見えそうな時期もあったがリーマンショックですべてが吹き飛んでしまった。雇用に関して僕ら若者は入口に立つことすら困難な時代になったと言っていい。「非正規雇用の増加」なんて言葉もしばし声高に叫ばれている。 それでは会社に入った後はどうだろう。すると「終身雇用の崩壊」「成果主義の徹底」なんて言葉をよく耳にする。定年まで勤められるかどうかも定かではなく、常に成果を求められる。どうやら会社に入ってからも大変な時代のようだ。 最後に老後はどうか。言うまでもなく「年金の崩壊」を誰しも思い浮かべることだろう。仮に定年を迎えたとしても安全な老後は保証されていない。 上記のような言葉を目にして未来に希望を持てなくなっている人が増えている気がする。げんにネット上の意見を見ると高齢者を「逃げ切り世代」と恨めしく述べる人がいるのをよく目にするし
2012/08/31 リンク